Z1/Z2~Z系の旧車のみならず現行車含めこの作業を怠ると、
スイッチボックスがしっかりと固定されずにアクセルホルダー毎抜けてしまうなど
走行時の危険をも伴いますので要注意!
ハンドルは今やマフラー以上に交換頻度の高いカスタムメニューです
【スイッチボックス側の『凸』部分】
この突起を削ってしまい、ハンドルは無加工で取り付ける手法が昔から一般的です。
Zに関しましてはしっかりとスイッチボックスが固定出来るのですが、アースが取り難く
ホーンが鳴らない症状の原因になる事も多々あります。
スロットル側もこれで共回転する事なくきっちりと固定されますが、固定ビスが緩んだ時には
アクセルホルダー毎抜けてしまう等危ない場面に遭遇する事にもなり兼ねません。
知ってしまえばとても簡単!~ボール盤が無くともハンドドリルで穴開けOK
【ハンドルへのマーキング方法】
これでマーキングは完了、あとはこの印に沿って穴を開けて完了です
穴開けはドリルよりも「ドリル刃」が重要です
ボール盤が無くてもハンドドリルで充分な作業です
ただししっかりと手順を踏んで進めないと綺麗に完成しませんので、ここは焦らず丁寧に
- ポンチを使って位置決め
- 凸よりサイズの細いドリルで下穴を開ける
- 凸に合わせたサイズのドリルで穴開け
- 大きいサイズのドリルでバリを取る(機械は使わず手動にて行うのがコツ)
~~~4.の工程は金属ヤスリでも可
過去にも幾度かご案内していますが、再度解説しています
【グリップ取り付け方法】
下準備として古い接着剤を綺麗に除去します。
「ゴム系」の接着剤をハンドルに適宜・適量塗布します(この部分は薄くで良し)。
グリップ側・穴周辺へ多めに接着剤を1周させます。
パーツクリーナーをハンドルとグリップ内側にスプレーし、即座にグリップを押し込みます
ここで注意したいのは、グリップは回転させずに押し込む事です。
接着剤は「ゴム系」を使用します
昔から定番間のある「G-17」がありますが、これは夏場など溶けだしてしまうので要注意。
少量で良い場合には各社から販売の10g程度の品で充分ですが、頻繁に使う方は同じコニシの
「G103」がゴム系・大容量でお勧めになります。