ゼファー750(C1~C11) ~フロントフォーク・セッティングで車高を下げる方法

【さ~そ】
ゼファー750 ローダウン・車高下げの解説
ゼファー750 の車高を下げるセッティング

フロントフォークのスプリングを交換して「3cm」のローダウン

スプリングを交換してオイルレベルの調整をするだけで車高が下げられます。
これはC1~C11までの型にD型(RS)の短いフォークスプリングを組み込んで
車高を下げようとするものです。

小柄な男性・女性に人気のゼファー750 ですが、これを更に足つきの向上を図ったセッティングです。もっと安心感を持ちたいと願うオーナーへの朗報です。
 【フォークスプリング】
  • C1~C4 ~フォークスプリング : 44026-1481 (廃番)
  • C5~C11~フォークスプリング : 44026-1548 (税別3880円)
  • D型(RS)~フォークスプリング : 44026-1611 (税別3880円)
 【フォークスプリング長とオイルレベル】
  • C1~C4 ~402.5mm   油面:110mm (470ml)
  • C5~C11~396.5mm   油面: 90mm (490ml)
  • D型(RS)~391.5mm   油面:113mm (467ml)
以上のデータからC1~C4でスプリング交換するとその時点で長さは「11mm」落ちます。
更にD型のスプリングはC型よりもレートが低く柔らかいので、沈み込みが大きいのが特徴です。

線径の細かい部分がある方がD型(RS)用で、ダブルレートと呼ばれるタイプです。
線径が均一なのがC型、シングルレートと呼ばれます。

 

   フォークスプリング交換とオイルレベル調整についてはこちらで解説しています

 


取り付けに関しては、スプリングの線径が細かい方を下に向けて組み込みます。
オイル粘度は10号でオイルレベルはC1~C4の「110mm」に合わせます。

ストローク量が減り沈み込んだ状態になりますが、中でスプリングが遊ぶ事なくかなりソフトな乗り心地になります。
実測値で「30mm」のダウンとなります。
サイドスタンドの加工は特にしないでも大丈夫ですが、車体の立ちが大きくなりますので斜面での駐車時には注意が必要です。