Z1/Z2,W1S,W1SA,650RS/W3のクラッチを軽くする方法②~ワイヤーインジェクターと潤滑剤の用意

W3
Wのクラッチを軽くする方法を解説②
「W」のクラッチを軽くする方法を再度解説

以前にも詳細を解説しましたが、今回は簡単に要点をおさえた紹介です。前回記事に載せていない部分もありますので今一度再確認・復習としてご覧下さい。

準備するのはワイヤーインジェクターと潤滑剤。

フロントチェーンケースを開けてスプリングも弱くします。

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推奨する潤滑剤2点

少し高価ですが一番良いのはやはり「ベルハンマー」。
お手頃価格で一番良いのはワコーズの「業務用ラスペネ」。

 

最近は随分と知られるようになったベルハンマーですが今後の課題はやはり価格です。

あまりに良すぎてどこもかしこも使ってしまい、すぐになくなってしまうのが難点です。


 

   【インジェクター無し】

   【インジェクター使用】

~~~先の2種の潤滑剤を使うのであれば、インジェクターは無くてもワイヤーの隙間から潤滑剤を落としていくだけでも十分に浸透していきます。

 

 


クラッチスプリングを調整

スプリングの締め付けを弱くしてクラッチを軽くしようと言うものです。
最後まで締め込んだ位置から半回転~1回転程戻した所でワイヤリングします。
戻し限度は『1回転半~2回転』あたりになると思います。
→これはクラッチの状態で前後する為です。

~~~せっかくですのでチェーンの張り具合も点検・調整するのが望ましいです。

 

戻し過ぎてしまうとクラッチの滑りにも繋がりますので適度に。

~~~必ずワイヤリングをして締め付けナットの脱落防止とします。


エンジンカバーの合わせ面の修正

いくらガスケットを新しくしても合わせ面が荒れていてはオイル漏れを起こしてしまいます。

ここはオイルストーンでエンジン側とカバー側の双方の面をキレイに面出しします。

オイルストーンとは砥石の事で、水ではなく油で潤滑させる為その名がついています。

 【分解後洗浄のみの状態】

【オイルストーンで面出し後】

 

私の場合オイルの代わりに潤滑剤を使って研磨しています。

最後の仕上げ~ワイヤーの取り回しを考察

ワイヤーはフレームに沿わせすぎると引きが重くなりますのであまりピッタリとさせず軽く固定するに留めます。緩すぎるとエキゾーストパイプに触れて溶けてしまうのでこれも注意。

 

ワイヤーの通りは画像を参考に。

Z2用ワイヤークランプとタイラップを使ってクラッチワイヤーを固定しています。

 

左右のダウンチューブ間に通す方法もありますが、そこを通すとワイヤーアジャスターに工具が入り難くなると言う弊害が出ます。

~~~これで十分にクラッチは軽くなる事になります。

 

Z用ワイヤークランプは上にタイラップは下にしますが、タイラップは最後まで締め付けず、クラッチワイヤーがエキゾーストパイプに触れない程度の引き具合で十分です。