W1S,W1SA,W3 ~割りピンをベータピンに変更
ステンレス製・バフ仕上げ部品
私の作るレストア車両ではなるべくステンレス部品に交換してバフ仕上げにしています。
これは小さな部品ですとクロームメッキが綺麗にのらない事と合わせて、メッキ表面に発生する錆を嫌っての事です。うっすらと曇ったあの独特の錆は美しく仕上げられた車両を台無しにする強敵でもあります。
これは小さな部品ですとクロームメッキが綺麗にのらない事と合わせて、メッキ表面に発生する錆を嫌っての事です。うっすらと曇ったあの独特の錆は美しく仕上げられた車両を台無しにする強敵でもあります。
ステンレス部品の大きな可能性
割りピンをステンレス・バフ仕上げ品に交換
ステンレス・バフ仕上げ品は輝きが薄れる事はあっても錆には強いのでお手入れも簡単です。
アルミ部品と同じ様にコンパウンドで拭くだけで瞬時に綺麗になりますし、分解時に再度バフをかるくかけるだけで元通りの輝きになる利点があります。
割りピンとベータピンの使い分け
全ての部分がベータピンには換えられません
割りピンをバフ仕上げにしても部品脱着時には廃棄となり再使用が出来ません。
せっかくバフ仕上げとするのですから、整備時に無交換で良いベータピンに取り換えたいものです。
今回後輪廻りの部分で解説しますが、トルクロッドの固定に使われる所はベータピンに変更。
リヤスプロケットのナット部分は頻繁に外す事がありませんので、ここは割りピンのままステンレス・バフ仕上げの仕様にします。
ベータピンは緩み留めにワイヤーで繋ぐ
ナットの緩み留め対策と紛失防止用にワイヤリングを
トルクロッドに使われるナット部分は無くしてしまわない様に2点をワイヤーで繋いで
紛失防止用に努めます。