Z1/Z2-W3 ~ブレーキレバー・純正部品の素晴らしさ

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Z1/Z2-W3 ブレーキレバーを検証
Z1/Z2-W3 ~ブレーキレバーは純正品を推奨

リプロ品の全てを否定する訳ではありませんが、ことブレーキレバーに関しては純正品を使う様にしたい・・・。と言う事の検証です。


 

カワサキ純正部品は価格改定で高額商品に・・・

2000円程度だったこの純正レバーも気付けば5000円に

 

10年程以前でしょうか、一度モデルチェンジした(価格はあまり変わらず)このブレーキレバー。その時は質感が落ちて少し安っぽくなった記憶があります。
その時一番変わった部分はレバーエンド。レバー先端部は丸くなっていますが、ここが「中空」になって軽量化(??)されていました。ちょうど裏側が肉抜きされ裏から除かないと見えない様な作りになっていました。


 

現在販売の物は元に戻って肉抜きは無し。
よく見るとその名残が確認出来ます。

 

 


 

純正部品とリプロ品を比べてみると・・・

新品部品同士での比較です

     【リプロ品】                【カワサキ純正品】

まずはコアな部分から。
マスターシリンダー側に接触する面の違いです。
ここは誰が見てもその違いが判別出来るほどで、成型が全く異なっています。


~~~全体で一番の違いはレバー・ピボット部分。

純正品には真鍮のスリーブが入っており、擦り減り・ガタつき抑止効果を持たせています。
また、穴の精度も大きく違いますので新品のボルトを入れて確認すると一目瞭然です。

~~~裏側を見ると純正部品には製造番号様な刻印があるのが伺えます。
(リプロ品にはレバーエンドキャップを装着してみました)


 

画像左側がリプロ品で、厚みの緩急があまりありません。
これがブレーキを握った時の違和感に繋がっているのだと感じます。
対して右側の純正品では目視で大きく違うのが見て取れます。

 


 

リプロ品を使う時の注意点

そのまま使うのは少々危ない部分もあります

ピボット穴で合わせてみますと、ピストン部もストッパー側も位置が微妙に違っています。
このまま装着も出来るのですが遊びが無く、レバー位置も遠くなりとても使い辛い状態です。

なのですが、これをベースに加工してあげると使い易いレバーに早変わりです。
個体差がありますがピストン部分を1.0~1.5mm程削り、ストッパー側の面を平らに成形し直します。場合によっては角度を微妙に変えて削りますが、まずは粗い接触面を平面に直します。ニードルベアリングを埋め込んで更に・・・、までしますと純正レバーを遥かに超えてしまいますので(性能面も)、先の2点で十分に修正されます。

 

作動性の良いグリスをピックアップ

 

ピボットシャフトには作動性の良いグリスを、ブレーキピストン先端部にはブレーキグリスを塗布して整備します。マスターシリンダー側のブーツをめくって潤滑剤を注入すれば更にコントロール性が上がります。