Z1 ~ビードストッパーの取り付け確認

Z-1
Z1のビートストッパー位置と組み込み

 

Z1のビードストッパー

純正リムへの拘りから、この「ビードストッパー」付きのリムを使用する方が増えてきました。
ビードストッパー付きリムとは、新車時に装着されるカワサキ純正・高砂チェン(RK・エキセル)製のリムの事。
PMC取り扱いのDID(ダイドー)製品にはストッパー用の穴は開いていません。


 

ビードストッパーとは?

オフロードバイクに見られる回り止めの部品です

リム幅に合わせたサイズがあり、オン・オフ問わず装着・設定があります。

「ビード(縁)」、タイヤの縁をリム側に押し付けて固定し、ホイール回転時のタイヤとリムのずれを防ぐ為の部品です。主に駆動の掛かる後輪に使われるもので、前輪での使用はクローズド以外ではありません。

パーツリストに記載はありませんが、Z1の後輪には2個使用されています。
チューブの口金の隣りとその対面に位置します。
当時はハイパワー・世界最速車両の開発でしたのでタイヤは特注の専用品、そしてそのパワーに耐え得るようにストッパーも2丁掛けとしたのでしょう。

Z2に付いていた記憶は殆ど無く、あっても1個でFX1には1個、Mk2にはZ1同様に2個付いていたと思います。1個でも装着とタイヤを収める作業が大変な所へ、2個付いていて難儀した経験からオーバー750での辛かった作業記憶が強く残っています。

 


 

ビードストッパーの装着方法

手順は簡単ですが隙間が少なく作業は難航します

  • タイヤを外した状態からまず「リムフラップ」を取り付け。エアバルブの穴とフラップの穴の位置を合わせます。
  • タイヤを装着(まず下側のみ)。
  • ビードストッパーをフラップの下に潜り込ませた後、リムのストッパー穴へとストッパーのネジ部分を導き入れます。
  • チューブを入れ、リムとタイヤの隙間にチューブが噛み込んでいないかを確認。
  • タイヤ上側をホイール・リムに収めます。

これが「リムフラップ」、リムバンドとも称される製品です。
ホイール・タイヤサイズに合わせて幅の種類があります。
Z1/Z2、W3では前後共に「25mm」幅を使います。

 

~~~文章にすると簡単に聞こえますが実際には大変な作業で、まずチューブの口金もストッパーのネジ部分もリムに入れるのは難しい事です。

まずフラップを細長のマイナスドライバーでめくって持ち上げ、その隙間にストッパーを押し込んでリム穴へとネジ部分を挿入します。ストッパーが2個装着出来たらチューブを組み込んでいきます。
チューブが入ったら次は上側タイヤを入れていきますが、タイヤチェンジャーで回転させてタイヤを装着する場合には、チェンジャーの「爪」がストッパー部分とチューブ口金部分を通過する際に、ストッパーもチューブ口金も内側へ押し込んで隙間を作り(内側に入り切ってしまわない様にナットを軽く取り付けておきます)チェンジャーを回転させて取り付ければ完成です。

      【便利ツール】

エアバルブの「ムシ」を外して代わりにこの先端部を取り付けて引き出す・・・。
私は殆ど使いませんが(W650リヤホイールでは必ず使用)狭い部分では活躍する工具です。
リム穴にワイヤー先端を通し、口金・エアバルブに装着(チューブはタイヤ内に入れておく事)。
ハンドルを引っ張って口金をリム穴へと導きくぐらせてくれる優れものです。
アルミリムは肉厚があるので少々コツが必要ですがあると便利です。

 

エアバルブガイドツール

 


 

リムとエアバルブの位置関係

ストッパーとチューブを外した後・・・。
3つある穴のどこにエアバルブを入れれば良いのか分からなくなってしまった。


 

 

~「TAKASAGO」のメーカーロゴがある部分にエアバルブ・チューブの口金が入ります。

→残る2つがストッパー穴になります。

☆このメーカーロゴは進行方向・左側になります。分解作業の時はそれを覚えておくと良いでしょう☆

 


 

ビードストッパーの正常確認

文章では伝わり辛い部分もありますので動画にてご確認下さいませ。


 

~~~お手本動画の様に、こうならない時はリムとタイヤの間を見てみましょう。
ストッパーサイドがリムとタイヤの間にある場合には一度タイヤをめくってストッパーを押し込む作業で対処します。

 

リムとタイヤ間の隙間にストッパーが入ってしまったまま組まれている多くの車両を過去に見て来ました。ここは大事な部分ですのでしっかりと取り付ける事が望まれます。