W1-W3 ~廃番のリヤブレーキスイッチを加工製作(純正部品を流用)

W3
W1-W3~リヤブレーキスイッチを加工製作

 

W用にリヤブレーキスイッチを流用加工

W用のブレーキスイッチは既に販売終了。
代用品はと言えばZ系リプロメーカーから販売の初期タイプスイッチをWにと言った具合です。
ここでは安心の純正部品を使っての加工製作を解説しています。


 

純正廃番後に使われていたブレーキスイッチ

W1-W3のリヤブレーキスイッチ

フレームから出ているステーに開けられたスイッチ取り付け穴径は「10mm」です。

画像はPMC販売のZ1用(初期タイプ)。
同じ穴径で配線を延ばすのみで使用可能。

いつの間にかモデルチェンジして形状が変わっていました。以前は初期タイプ同形状でしたのでこれはとても残念。

Z1の初期タイプとマッハⅢとW1は皆同じ形状・穴径ですので、以前はPMC製品を代用品に使っていました。
・・・が、しばらく使っているとスイッチ内部で短絡・ショートしてしまう事が多く見られましたので、定期的に交換する様にしていました(ブレーキランプが不点灯だけなら良いのですが、メインヒューズが飛んでしまう為)。

 


 

ベース部品には同じカワサキ純正部品を使用

遠出にも安心出来るように純正部品を加工して使用

W3と同形状のZ1用を使って加工していきます

調整用のナットは17mmレンチサイズで一緒ですが、ネジ径はW3が10mm、Z1(後期)は12mm。Wよりもひと廻り太いと言う違いがあります。

 

この加工製作の注意事項として、W3の壊れたスイッチをお持ちで調整用のナットが2個揃っている事が前提となるものです

 


 

Z1のスイッチを流用加工

加工工程は難しくなく、用意する工具も容易に入手可能

用意するものはヤスリと「M10-P1.25」のダイス。これがあればOK

まずはこのネジ山を削り落としていく作業から。
ネジ山が消えるまで、ネジ底面まで削ると丁度「M10」のネジが切れる太さになります。

 


 

この様にネジ山が無くなる所まで表面を削っていきます。

作業効率を図りここではベルトグラインダーを使用して仕上げています。

 


 

削り終わったら今度はネジ山を作っていきます。

工具をセットして、垂直に回転させていきますが、相手が樹脂ですのでハンドルを使わなくてもネジは切れます。

 


 

ハンドル装着でスムーズにネジ切りが出来ますが、スイッチ本体は素手で固定。
工具で挟んで抑えてしまうと割れてしまいますので要注意!


 

 


作業自体は簡単で、これで完成になります

 

 

最後に配線を延長して車体に取り付けて作業は完了します。

固定用ナットを強く締め込み過ぎて壊してしまうパターンが一番多いのですが、「Yカバー」を外すなどリヤブレーキを緩めた後、ペダルを下まで踏み込んだ状態にする時にスイッチのスプリングを外し忘れて二分割に壊してしまうのも多く見かけます(強く引っ張られて損傷)。

  ~大事な廃番部品です、壊さない様に十分注意しての整備を心がけましょう~

 


 

      【カワサキ純正部品番号】

  • Z1用リヤブレーキスイッチ    : 27010-019 (1470円 税抜)
  • W3用スプリング・ブレーキスイッチ: 27011-013 (680円 税抜)

~Z1用のスプリングは販売終了となっています(令和6年3月現在)

 

   使用工具はこちらを参考に