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スペイシー100 アイドリング不良は配管不良のお知らせサイン
「アイドリングせずアクセルから手を離すとエンジンが止まってしまう」そんな症状の時はまずエアー関連のホース・チューブの不良が疑われます。
必ずと言っていい程損傷があるのが、エアクリーナーボックスとキャブレター・ダイアフラム(バキュームピストン)を繋ぐチューブ
外してみるとここまで大きく切れていました。クリーナーボックス側も縦に亀裂があり、その断面から察するとかなり以前より損傷していた模様です
キャブレター、エアクリーナー、エアインダクションの3系統
ホース・チューブはキャブレターからエアクリーナー、そしてエアインダクションの3系統に渡り使われています。そしてホース・チューブの殆どは「中国製」なので品質が悪く、僅か数年で切れてくるのは仕方のない所。ここは思い切って全てのホースを交換してしまうのが今後長く付き合うのに必要な整備と思います。
燃料系統迄含めてホース・チューブは全部で8本使われています。
ここまでの状態になった車両は燃料系統の整備も必要となります。
エンジンコンディショナーを使ってポートから燃焼室、そして排気ポート迄の洗浄を行うと見違える様な吹け上りとなります。
SPACY100/スペイシー100 パーツリスト
部品だけ買って交換は自身でと言う方へのパーツリストの案内です。今回交換した8本のホースとサブエアクリーナーの計9点。
***画像はクリックすると大きくなります。拡大して部番確認して下さい***