社外マフラー取り付け車両のオイルフィルター交換
「フィルター交換×」になっているマフラーでも、マフラーの取り外しをせずとも交換可能な物もあります。
マフラーの通り道を確認
マフラーがフィルターカバー・フィルターケースの真上を通っていなければ、脱着不要な場合があります(真上に無くともエンジンとマフラー間のクリアランスも重要です)。
ゼファー750とZRX1100のマフラー参考
オイルフィルターの取り外し
サイレンサー側のボルト・ナットを外して後方をフリーにする
マフラー後方が動かせる様にサイレンサー固定ボルトは外しておきます。
フィルターボルトを緩めてオイルパンとフィルターカバーとの間に広く隙間を作ります。
フィルターをエンジン側に残しつつフィルターボルトを抜いていきます。
画像の様にフィルターボルトとカバーを先に取り外します。
フィルターはこの様にマフラーに干渉してしまい引っかかってしまいます。
ですがマフラー後方がフリーになっているのでサイレンサーを右下方向に引っ張る事で隙間が増し、オイルフィルターが斜めに抜き出す事が出来るのです。
(分かり易い様に新品のフィルターを使って解説しています)
フィルター取り付けは逆の手順で行います
空冷エンジンに最適なオイルは「アッシュPSE」。1年を通して15W50を推奨します。
オイルフィルターに付属のプレート
お茶缶の蓋の様な形状ですがパーツリストでは「プレート」となっています
同じカワサキでもこれが上から被さったり下にあったりと、車種によって二通りあります。
マニュアルからの画像は「GPZ400R」からのもので、4番がそのプレートです。
上下どちらに付くのか分からなくなった時の見分けは、このプレートの底面(上面でもある)が平らであれば下側に、右側画像の様に段があるものは上面に付くと覚えておいて下さい。
ゼファー750やZRX1100等は上面に付いています。