チョークワイヤーを引っかけてしまい、ワイヤー付け根を破損してしまうケースを多く確認。
中古品の入手も難しくなりつつありますので修理しての使用をお勧めします。
チョークワイヤーが引っ張られて、付け根が割れてしまう・・・。
でも修理は可能です。必要材料も少なく、比較的容易な方法となります。
状況に応じて二通りの修理方法があります
【ピンが抜け落ち穴が開いてしまっている場合】
ピンの役割は主に「回り止め」ですが、この場合にはベースプレート上での回り止めのみの対処になり、クラッチレバーホルダー上での回り止め効果はありません。
「M3」の皿ビス、長さ5~6mmの物を、ベースプレート側から差し込むだけで充分です。
あとはベースプレートにレバー本体を固定するのみで、回り止めの役目をしっかりと果たし、
皿ビスはクラッチレバーホルダーとの隙間にピタリと収まりますので、ここから抜け落ちることもありません。
(注)取り付けビスには「ネジロック剤」を塗布の事
ネジロック剤は「中強度」を使っています
【ピンが折れたのみで穴が開いていない場合】
ドリルとタップのセットがとても便利です
金属パテとストロー、そしてマスキングテープを用意
細めのストローにマスキングテープを巻いてパテを盛り付けた後、
硬化した物に切り込みを入れた状態です。
ここではブラスト処理で塗装を剥離していますが、修正部分のみペーパーで落としても可。
ストローと本体の切り離しはカッターを使うと綺麗に行えます。
また、マスキングテープを使うことで、硬化したパテから剝がれやすい利点があります。
【作業手順】
- ストローにマスキングテープをワイヤー穴より僅かに径を太く巻く
- ワイヤー穴に差し込み、金属パテを盛り付ける
- 硬化後、必要があれば更にパテを盛り付け
- 完全硬化させ、金属ヤスリでおおまかに成形
- ワイヤーの通り道をカッターで成形
- 耐水ペーパーで仕上げる
- ペイント
少し粗目のヤスリを使って成形していきます
ストローから外すとこの様な状態です。
まずは大きく粗削りして基本の形状に修正していきます。
先端部分は特に注意し、少しづつ削り進めます。
カッターを使いたいところですが、ヤスリで元の高さまで削ります。
金属パテは「二液タイプ」が強度的にお勧めです
後の塗装用・足付けを考慮して「600番」程度のものを使っています
チョークレバーをチョーク本体に固定するとき、ボルトを締め込むとレバーが固くなり
動きが悪くなるものがあります。
固いばかりか、そのせいでレバーを回すとボルト周辺の塗装も傷つき剥がれてしまいます。
これは中のスプリングの「張力」のせいですが、無理にボルトを締め込まずに
スペーサーを入れて対処するのが良いでしょう。
製作部品販売欄にあるオイル交換用のワッシャー。
その中のミッションカバー用の「M6」ワッシャーがベストサイズです。
これを1枚入れることによってボルトがしっかりと締め込めますし、レバーの動きも柔軟です。





























記事内で使用した金属パテは「JBウェルド」の二液エポキシです