純正対応品として販売されている物を使っての交換作業です
W3のコイル交換は周辺部品を外す
面倒と思って様々な工具を使用して簡単に・・・
簡単に済ませようと思い、色々な方法を試みましたが遥かにこのほうが大変です。
W1SAはシートを外すと2つ並んでの横置き設置で、交換はとても簡単です。
イグニッションコイルの交換方法
【イグニッションコイルの取り外し】
まずバッテリーを外して、バッテリーケースを取り外します。
サイドカバー取付け用プレートを取ってからコイルを書類ケースごと左側へ外します。
コイルは「+」丸ビス2本を外せばケースから分離出来ます。
バッテリーケースに付く「マット」の販売はコチラからどうぞ
【イグニッションコイルの交換】
取り出したコイルの配線部分は端子の絶縁用にカバーが取り付けられています
この部分のラバーキャップは廃番品で、複製品も販売されていますが1個900円程しますのでW3の1台分で約4000円の出費です。
費用を抑えたい場合はバッテリー端子カバーやセルモーター端子のカバーを上手く使うと半額以下で済みますので経済的です(この車両はセルモーター端子カバーが使われています)。
カワサキ純正部品のバッテリーターミナルカバーを使ってみると
【コイルの比較と配線の取り付け】
純正コイルとほぼ同寸での再現品で、コードを固定するキャップも付属したセットです
配線方法は「+」線がメインハーネス側へ繋がり、形状はオスのギボシ端子です。
「-」側はコンタクトブレーカーとコンデンサーに繋がり、形状はメス2口となっています。
画像では黄色線が「+」、黒線が「-」になっています。
メーカー配線図を記載しますが、見慣れていない方からするとやや分かり難いかもしれません。
過去に自分で書き留めた線図が出てきましたので拙いものですが掲載しましたので参考程度にどうぞ・・・。
コイルの取り付けは取り外しの方法を逆手順で行って完了します
配線を間違えない様に繋げてあげましょう。端子カバーは以前交換された物を引き続き再使用していますが、不格好と思われる場合は複製品を入手してスッキリとさせるのも良いでしょう。