Z1/Z2 シートロックがかからない~シートキャッチの調整

Z-1
Z1/Z2 シートロックの調整方法
Z1/Z2 シートキャッチの不良でロックがかからない場合の対処方法

純正品でも位置調整が必要です

2本のシートキャッチ取付ボルトを緩めて、鍵がロックする方向に廻る事を確認します。

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純正品は調整のみで社外品は加工が必要

シートキャッチとシート側ロックのセンターを合わせると鍵が最後まで回らない場合があります。
その場合は取付ボルトを緩めて微調整を行います。

シートキャッチは2本のボルトで固定されています。画像の物はステンレス製・社外品です。

  • シートキャッチ側のボルト2本を緩める
  • この状態でシートを閉める(ロックのセンター出し)
  • シートロックの鍵が最後まで回るか確認
  • 廻れば取付ボルトを本締め
  • 廻らない場合はシートキャッチを軽く叩いて鍵が回る位置を探す
  • 鍵が回る位置でシートがスムーズに開閉出来ない時はシートキャッチのプレートを加工

シートキャッチの加工

前述通りに動かない場合はシートキャッチを分解

プレート単体にしてロックの引っかかる部分を削って鍵がかかるようにします。

 

シートキャッチを分解し、ロックプレートを単体にして加工します。


 

 

 

この90度に折れ曲がった先端部分がロックに引っかかりレバーが動かなくなると言う仕組みです。
この部分が長いと最後までロックが上がりきらない(鍵が回りきらない)状態となります。

~~~鍵が回りきらない場合はこのプレート先端部分を短く削って調整します

今回のケースでは「3mm」程削って対処しました。削り過ぎても問題はありませんが、面倒でも少しづつ削って仮組をして確認するのが良いでしょう。
シートキャッチが社外品の場合、半数近くは削らないと鍵が回りません。
シートキャッチとシートの双方が社外品だとロックがかからないケースが多いので要注意。

シートとシートキャッチ両方が純正品の場合は調整のみで済みます