Z1/Z2,650RS/W3 旧車のブレーキ性能を向上させる ~A.S.H/アッシュのブレーキフルード 新製品

ナレッジ
A.S.H/アッシュの新製品 ブレーキフルードで性能アップ
空冷・旧車用エンジンオイルで高評価 アッシュからの新製品

アッシュ新製品~今回ご紹介はブレーキフルードです

まだ発売間もない新商品ですが、フォークオイルに次いでのインプレッションです。
ただのフルードと思うなかれ、フルード交換のみでブレーキ性能向上を体感!


 

 


スポンサーリンク

DOT4での試乗結果報告

実際に使用した感想は「硬い」と「重い」

硬いと言っても「しっかりと」と言った意味合いでの硬さです。油圧クラッチでは引きがやや重たく感じるかもしれませんが、ブレーキでの操作感では硬くも重くも無く「カチッ」とした節度のあるタッチです。
「ブレーキチューンはまずフルード交換から」。そんな気にさせる新製品です。

 

カワサキファンにはうってつけのパッケージ、淡いグリーンが特徴のアッシュ「DOT4」。

パッケージとは裏腹に中身は透明度の高いクリヤーなフルード色です。

これは自動車でもオートバイでも交換するとその違いがはっきりと分かる製品です
毎日の乗用に使われる車両で、フルード交換された車に乗った人が「急にブレーキの利きが良くなった」と慌てる位の代物です(もちろん何も知らされずに乗っての話です)。オートバイでもその差に驚く事と思いますが、コントロール感も向上しますのでただタッチが硬くなっただけの事とは全く違いますのでここは注意して下さい。
サーキット使用で感じ取り易いのですが、街乗りとツーリングで使われる車両でも体感出来るのでパット交換と一緒に試してみると良いでしょう。大袈裟ではなく、ワンランク上のブレーキシステムに変更したかの様な変貌ぶりにきっと驚かれると思います。

クラッチ側ではどうか?
これももちろん大きく変わります。・・・が、若干重くなります。
ですのでラジアルポンプに変更した際に同時に交換するのが良いかもしれません。
ブレンボラジアルは相当に引きが軽くなりますのでそれで補える部分が大きいと思います。

キャリパー側・ブリーダーを開けてレバーを握った瞬間にその作動性の良さが感じ取れます
フルード交換の際にレバーを操作しながら作業をしますが、油の切れたレバーに潤滑剤を注入して動きを良くしたかの如く吸い込まれる様にレバーが動くのが体感出来ます。作動性イコール操作性でもありますので、ブレーキコントロール・テクニックが少し上手になったりクラッチは繋がりの感覚が自然で操作するのが楽しくなったりと、ただフルード交換をしただけでここまで大きく変わる場合があるのです。
特に高価な商品ではありませんので次回の点検整備で使ってみるのも面白いと思います。

リザーブタンク内に腐食はありませんか?

毎車検でのフルード交換が望ましいのですが・・・

二輪整備の実際の作業現場ではディーラーを除き、車検毎に消耗品を交換する場面には出くわした事がありません。
販売店側からは推奨しますがディーラーでもない限りはお客さん側からの要望で発信されないと交換はありません。その為除き窓は黒く、重い腰を上げさせていざ交換に至るとリザーブタンク内は固形化し始めている車両が多く見受けられます。

フルードも傷んで固形状になりつつあり、これを拭き取るとその状態が良く分かります。
(4年以上フルード未交換のZRX1100のクラッチがサンプル)

こんな時は細いマイナスドライバー等を使ってそぎ落とし、タンク内を清掃・洗浄してから新しいフルードを注入します。

 

清掃の終わったリザーブタンクです。
今までの不精のせいでか、アルミボディへの腐食も始まっています。

アルミも当然腐食しますし、タンクが樹脂製だから大丈夫と思わずに定期的にフルードは交換したいものです。フルードもガソリンもそしてエンジンオイルも傷むと周りをも悪くしてしまいます。
燃料タンクコーティングをしてもガソリンが傷むとコーティング剤が溶けてしまいます。エンジンオイルが傷むとエンジン内部にヤニが溜まりツンと鼻を突く臭いと共に各部に悪影響を及ぼします。
フルードもしかりで樹脂タンクをボロボロに腐食させてしまいます。
これらの話しは2年も経過すると本当にそうなりますので普段からあまり乗られる事の無い車両は要注意です。

新品のフルードでも若干黄ばんだ色をしている物ですが、こちらの商品・アッシュのものは透明度が高くとても透き通った色をしています。

ブレーキ性能がノーマルでは現行車に劣るZ1/Z2,650RS/W3に使いたいブレーキフルードです。
純正ダブルディスクに拘ると今まではパットの性能に頼らざるを得ませんでしたが、リプロディスクローターの登場でかなり当時の性能まで引き上げられました。
そこにこのブレーキフードを組み合わせると現状ではノーマル最強となります。

エンジンオイル、フォークオイルに引き続いて感動を覚えるアッシュ製品第3弾の報告でした。