エキパイに付いて溶けたボディカバー
帰宅後車体を冷まさずにボディカバーをかけてしまうと・・・。
気付けばカバーはエキパイにくっついて溶けてしまって、マフラーにこびり付いてしまった経験。
今回はそんな悲しいマフラーを再生・綺麗に修正する方法を解説していきます。
すぐには触らないこと
第一にすぐには触れず、何度か乗車して完全に「焦がす」事。
これが一番大事な作業でしばらく気持ちの悪い状態でのお出かけにはなりますが、これが塗装で言う下地処理に値しますので慌てて取ろうとはせずに我慢してしっかりと焦がし切ります。
旧車の保管にはボディカバーは必須ですが、この様にマフラーに溶けて汚くなるの嫌ってかけない方も多いかと思います。しかし屋根付きのガレージでもボディカバーをしっかりとかけると錆も抑えられますので推奨品となります。
様々な種類の物が販売されていますが、価格帯2500~4000円位の製品であれば十分厚手で使い易い物が揃っています。1年はゆうに使えますので低価格な物を2~3年で交換するのもひとつの考え方です。
ワイヤーブラシは使わないこと
十分に焦がしきれたら「カッターの刃」を用意し、カッターの刃で削り取っていきます。
当然の事ながら作業はマフラーが冷えた状態で行います
コツとしては少量づつ剥がし・削っていくようにします。私は作業性の良い「刃」のみで作業していますが、慣れていない方の作業にはハンドルボディの付いた通常のカッターを使って下さい。
仕上げにはコンパウンドを使う
あらかたカッターで落としたら、最後はコンパウンドで磨いて落としきります。
「ピカール」が有名ですが、目が細かすぎで目詰まりをおこしてしまうので、ここではワコーケミカル「メタルコンパウンド」を使っています。