アドレスV125S こうすると簡単!マフラー取り外しについてのアドバイス~お勧めタイヤ銘柄も解説

【あ~お】
アドレスV125Sのマフラー取り外しとタイヤについて
アドレスV125のマフラー取り外しのコツを解説
取り外しは簡単ですがアドレスのマフラーには「O2センサー」が付いています
この「O2センサー」から出ている配線が短く、これが付いたままのマフラー取り外しは断線に気を付けないと大変なことになります。自動車同様にこのセンサーは高額商品ですので気を使います。
一番良いのはこのセンサーを外す事ですが、マフラー側のみで取り外すとネジになっていますので配線が数回転捻じれてしまいます。かと言って配線カプラー迄外すとなるとそこそこ大掛かりになってしまいます。ここでは「時短」も考えセンサー付きのままのマフラー脱着を解説していきます。
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アドレスV125の「O2センサー」

比較的高年式の車両には殆ど装備されている物です

センサー線はとても細い線径ですので過度に引っ張らない様に十分に気を付けます。・・・が、アドレスは特に短くセットされていますので上手に取り回しを考えます。

マフラーを外したら、リヤステップを出してステップバーにマフラーを立てかけるとセンサー線にもゆとりが持てるうえにマフラー自体も綺麗に置く事が出来ます。
マフラー下には傷防止に厚手のウエスや段ボールを敷いてあげると良いでしょう。

O2センサー線はクランプで固定されていますのでクランプを開いて線をフリーの状態にします。これでも長さに余裕はありませんので取り外したマフラーを持ちながらセンサー線をマフラーステーの奥から引き出して手前に持ってきます。

アドレスにお勧めのタイヤ

耐久性と走行性能に於いてトップクラスの『ミシュランタイヤ』は
スクーター用・小径タイヤのラインナップも充実しています。

【アドレスV125のタイヤサイズ】
フロント:  90/90-10
リヤ  : 100/90-10

以前はミシュラン「S1」での対応でしたが、昨年・2020年よりこのサイズは「パイロットストリート2」へとサイズが移行されました。「S1」でのパターンと耐久性能は評判が高かったのですが、新型「2」になったパイロットストリートでの登場です。

ミシュラン「パイロットストリート2」

同社製のパワー5、パワーカップ、パワーGP等パワーシリーズ系のタイヤパターンです

なかなかアグレッシブなタイヤパターンで、アドレスにピッタリの模様に感じられます。

 

実際に車体へ取り付けるとこの様なイメージとなります。割と太くなって見た目にも満足出来る感があります。

ミシュランタイヤの良さは、擦り減って溝が少なくなっても滑り難いと言う耐久性能に尽きます。ダンロップタイヤの様に溝があっても若干の減りで「実ライフ」が低下する製品と違い、スリップサインギリギリまで性能を維持するミシュランタイヤの性能には感心します。それでいてブリヂストン・ダンロップよりも値段が抑えられますので良い事尽くめの高性能タイヤです。

タイヤ交換時には必ず「エアバルブ」も交換します。直短で300円、L字タイプで600円程度の物ですので空気漏れの心配が無い様にタイヤとの同時交換を推奨致します。

 

 


アドレスV125のリヤブレーキ

リヤブレーキシューの擦り減り!?

アドレスで多い修理依頼のひとつに「リヤブレーキ」があります。
新車から使用し、暫くするとブレーキ調整が出来ない状態にまでライニング・ブレーキシューが減っている様子で、ブレーキ調整用のダイヤル・ナットの締め付けが限界値にまでなっている車両が多く見られます。

原因はブレーキシュー・ライニングではなく、ブレーキドラム側の摩耗です。
材質が柔いのかライニングと同等位に擦り減っていく様子です。こうなると通勤車両で使用の場合、走行2万キロ手前でホイール交換となってしまいそうな雰囲気です。

タイヤ交換の際にはブレーキドラムの段差を取ってあげますが、段差が酷くブレーキ調整も利かなくって来たら安全性を考えてホイールは交換とするのが賢明です。