WシリーズとZシリーズに使いたいオイルを紹介 ~旧車に推奨のオイル銘柄

W3
Z1/Z2,W1S,W1SA,W3 ~旧車に是非とも使いたいオイルを紹介
WとZに是非とも使いたいオイルを解説

『W』ではエンジン・ミッション・クラッチの3種で使い分け
『Z』ではエンジンから車体まで

当サイトではこれまでに各種オイルについて説明してきましたが、今回あらためてオイルについての解説をここにまとめ、整備の参考にし易くなるように記事を改稿しています。

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オイルは『ASH(アッシュ)』を使います

同メーカーから様々な種類のオイルが販売されています。
その中から『W』と『Z』の性能を向上させる製品の数々を紹介していきます。

この頁のみで『W』と『Z』のオイルについての全てが分かる様に過去記事をまとめ、更に解説を新たに追加してのご案内です


『W』のオイルについて

Wはエンジン・ミッション・クラッチの3箇所に分かれています。
車体を含めた項目別に解説していきます。

【エンジンオイル】

【ASH PSE 15Wー50】

エステル配合、部分合成油。
ベースが鉱物油なのでオイル漏れの心配がありません(合成油に比べ分子量が大きい為)。
せん断性能に劣るポリマー不使用なのでオイル寿命が長く、オイルも汚れ難いのが特徴です。

 


【ミッションオイル】

 

【ASH PSEギア 75Wー90】
エンジンオイルと同じ部分合成油・PSEシリーズのギアオイルです。
エンジンオイルと同様の手間のかかった製法で作られる素晴らしいギアオイルです。
鉱物油ベースですので、ガスケットやオイルシールからのオイル漏れの心配はありません。
「75W」と表記されていますがエンジンオイル粘度に換算しますと「10Wー40」程度の粘度になりますので硬いオイルではありません。

 


【クラッチオイル】

【ASH PSEギア 75W-90】
クラッチにもこのオイルを推奨します。
タッチも良好、クラッチの切れも格段に向上します。

各部オイル交換の整備要領はこちらから

 


【フォークオイル】

 

【ASH FD#30~#33】
フォークオイルを入れ換えるだけでサスペンション性能が向上する不思議なオイル。
スライドメタルを入れたかの如くアウター内面とインナーチューブ表面の接触が滑らかになり、バンク中のギャップ通過がスムーズになります(普通ではアウターとチューブの当たり音が「カチャン」と大きく出ます)。
メーカー指定に合わせた粘度では「#33」で、少し柔らかめのセッティングには「#30」を使います。

~~~動粘度参考値
『#30』・・・「28.0」  オーリンズ15番に近い数値です
『#33』・・・「35.0」  ホンダクッションオイル10番と同じ粘度です


フォークオイル交換
作業についてはこちらから


【ブレーキフルード】

【ASH ブレーキフルードDOT4】

若干タッチは硬くなりますが頻繁な連続使用下に於いても変化が無く、これに交換するだけでブレーキ性能・利きの向上が認められます。


『Z』のオイルについて

Zのエンジン、フロントサスペンション、ブレーキフルードについて解説

【エンジンオイル】

【ASH PSE 15W-50】

滑らかに高回転までスムーズに回り、誰しもがパワー向上を体感出来る非常に優れたオイル性能です。油温安定、メカノイズの静粛性が直ぐに実感されます。
オイルチェンジでパワーアップする様は感動を覚えます。

【フォークオイル】

【ASH FD #33】

バンクした状態でのギャップ通過時とブレーキング時の挙動が大きく変わります。
オイルチェンジのみで、スライドメタルとブッシュが装備された現行フォークとなんら変わらないイメージのサスペンションに変貌します。


フォークオイル交換
作業についてはこちらから


【ブレーキフルード】

【ASH ブレーキフルード DOT4】

ブレーキ性能の向上になります。油圧クラッチでの使用ですと繋がりが良く分かり、切れの良さと相まって操作性が良好になります。
ブレーキ同様に若干引きが重くなりますが非常に良い性能が体感出来ます。

ブレーキフルードの解説はこちらから