V-maxはレンズも小さく電力不足
レンズの大小でライトの明暗は決まりませんが、電力が小さいと余計に暗くなってしまいます。
ヤマハのライトは光量不足
80年代のヤマハにありがちな電力不足
ブイマックス以外にもその頃のヤマハ車は特に2サイクルのオートバイでは電気設計が酷く、ライトとブレーキランプが併用されるとウインカーの点滅が止まる程でした。
RZV500は特にそれが顕著で当時は対策方法が無く、バッテリーメンテナンスのみに気を遣っていました。今は「LED」の登場でウインカー球とテールランプ球を交換するだけで随分と解消されています。
ブイマックスはビラーゴ250と同じヘッドライトユニットです。
ビラーゴもライトは暗く、車検が無くても明るくして欲しいと言う要望が過去に多くありました。
V-max/ブイマックスのライトは新車時から検査不適合?
新車なのに車検に不合格
新車でも逆輸入車は国内新規登録の際に持ち込みで検査を受けないとなりません。
真新しいブイマックスでもこの1回目検査で不合格になります。もちろん光軸のズレではなく光量不足の判定です。
上記の不合格車両はLEDが付いていましたが、レンズがマルチリフレクターになっていませんでしたので集光作用が低くい為に暗かったのだと思います。
レンズがマルチリフレクターでしっかりとしたメーカー品のLEDキットであれば合格していたと思いますが、そうとは言えLED装備で「12100カンデラ」は低過ぎ。これは反射板が錆びて曇ってしまったマッハⅢやW1S並みの数値です。
ライトを明るくする為の部品構成
ハロゲン球のまま明るさを増大
ヘッドライトバルブとヘッドランプブースター
ハイワッテージバルブと強化リレーキット、この二つを組み合わせて使います。
レンズ内部(レンズ内側と反射板)が曇っていたり汚れている場合は中を洗浄してあげると間違い無く光量は上がり、「20000カンデラ」を超える事でしょう。
前述の不合格車両に於いてはこの仕様で「23400カンデラ」まで増大しました。