W1S,W1SA,650RS/W3 ~オイルフィルターの取り外しと洗浄方法

W3
W1S,W1SA,W3 オイルフィルターのメンテナンス
W1S,W1SA,65RS/W3全車共通 ~オイルフィルターのメンテナンス

オイルフィルターはオイルタンク内に

オイルキャップ・オイルレベルゲージを外すとフィルターが収まっているのが見えます。
交換するタイプではなく洗浄して使う、丸い筒状で金属ネットで出来た製品です。

スポンサーリンク

フィルターのメンテナンス

オイルの銘柄を変える時などはとても有効な整備となります

 

本来フィルターは上から引き抜く事が出来るのですが、その殆どが経年劣化によって外す事が難解になっているのが現状です。


フィルター下部のゴムブッシュが長い年月オイルに晒されている事で硬質化、無理に上から引き抜くとこの部分で分断されてしまいます(固着したブッシュ側はタンク内部に残る)。
2分割されても大きな問題はありませんが、フィルターとしての機能が半減しますのでなるべく大事にしたい所です。

オイル交換に合わせて一度丁寧なメンテナンスを行って、エンジン保護と性能向上の為にもオイル経路をリフレッシュしましょう。

 

タンクキャップを外して上から覗いた画像です。
フィルターの嵌る部分が良く分かります。
(画像のタンクは内部洗浄してあります)

オイルフィルターの取り外し

フィルター取り外しはまずオイルタンクの取り外しから

  • オイルタンクを外しますのでオイルドレンガスケットの他、オイルホース・バンジョーボルト部分のガスケットの用意も必要です。
  • オイルタンクは3箇所で固定されています。上下2箇所はボルトで、残る上部1箇所はボルト・ナットで留められています。
  • 下側固定ボルトはオイルホースを外してからでないとアクセス出来ません。オイルタンク取り外しはまずエンジンオイルを抜いて、タンクからオイルホースを外す事から始めます。

   【オイルタンクは3カ所で固定】

 

タンク上部・前方は裏側から固定されています。

 

 

タンク上部・後方はボルト・ナットで取り付けられています。

 

 

 

タンク後部はオイルホースを外さないと工具が入りません。
エンジンオイルを抜いてからオイルホースを外します。

向かって右側がオイルフィルター側・エンジンへ送り側ホースで、左側がオイルタンクへの戻り側になっています。中央はオイルドレンボルトになっています。


オイルタンクが外せたらフィルター直下のボルト穴からフィルター下部のゴムブッシュを押し出します。この時ブッシュを押さずにフィルター本体を押してしまうとフィルターとブッシュ間で分断させてしまうので、ゴムブッシュと底面との隙間に先端部の曲がった工具を突っ込んで押し出します。
私の場合は湾曲させたマイナスドライバーを使っています。これがなかなか重宝し、ブレーキ・キャリパーのOHでピストンシールの溝の汚れを落とす時など便利です。


 

 

簡単な図ですがこの様なイメージになります

取り外したオイルフィルターは洗油で汚れを溶かし、パーツクリーナーで洗浄します

~~~ブッシュ部分の細かい部分は歯ブラシを使って綺麗に洗浄します。

 

メンテナンスに必要な部品について

カワサキ純正部品番号の記載

ガスケット、オイルホース   : 92065-073  (税別 150円)×4
ガスケット、オイルドレンボルト: 92065-058  (税別 150円)×1

 

余談ですが、オイルボルト・オイルバンジョーボルトは2種類あり、ネジのピッチが違います。W1~W1S前期はピッチは「1.5mm」でW1S後期~W3まではピッチが「1.25mm」となります。
製造から50年経過している車両はオイルタンクが変わっていたり、エンジンが載せ替えられたりとしますのでホース取り付けには注意が必要です。