W1S,W1SA,650RS/W3 ~電装系を一新すると車検でのライト検査がスムーズに合格!

W3
旧車のヘッドライト事情を再考
旧車の車検での難関は「ライト検査」

車種問わず電装系のリフレッシュは多大な効果があります

こと「W」にとって電装系は重要事項で、走行性能に大きく関わってくる項目です。


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旧車のヘッドライト適合基準

旧車の車検で難関なのが「ライト検査」です

現在の検査適合基準は車両の新旧問わず「20000カンデラ」以上となっています。
新しい車両でもヘッドライトバルブが古くなっていたりレギュレターが弱っていると合格するのには厳しい数値です。特に今でも定番のホワイトサンダー。ガラスが青くなっているバルブですがこれは寿命が短く、切れていなくとも平気で10000カンデラを下回る程に暗くなります。元々白く見えるので明るくなった様な錯覚を起こし、車検時も気にせずこれで検査を受けてしまうと不合格になる事が多いのも事実です。

 


「W」での検証 ~ハーネス・レギュレター・ダイナモを一新

Wシリーズでの車検対応

35W程度のヘッドライトでも合格は可能で以下の整備内容で適合ラインまで十分に上がります

  1. ヘッドライトレンズを小糸・スタンレー・シビエ等のしっかりとしたメーカー品に交換
  2. ヘッドライトバルブを新品・クリヤーガラスに交換
  3. レギュレターを新品に
  4. ダイナモのOH
  5. メインハーネスを新品に
  6. バッテリー新品(ユアサ製品が望ましい)

ここまでの整備をして検査に臨めと言う事ではなく、ここまで整備した車両での検査感想ですので参考程度にして下さい。電装系を一新しますと調子は当然の如く良好になりますし、ライト検査はとても楽に適合しますので安心です。

ライトテスターにて光軸を中心に合わせるだけでも計測光度は上がりますので、検査前のテスターチェックは重要です。

ダイナモOHキットやレギュレターの販売は当サイト内にありますのでこちらも参考にして下さい

 


その他の大事な部分について
ライトテスターにかけ光軸を中心にしっかりと合わせる事で光量感度が上がり、数値は高く出てきますのでこれも整備重要事項です。
Wシリーズはリレー付き強化ハーネスが組み込めませんので以上の方法での光量増大となります(ハイとローの切り換えが不能になる為)。