【X】
油圧ジャッキをうまく利用して「修正機」の代用に
持っていると何かと便利な「フロアジャッキ」。
今回はこの油圧ジャッキを使ってシートレール・サブフレームの曲がり修正を行います
見てなるほど!こんな修正方法
~~~車体が倒され踏まれてしまう(人間によっての不可抗力による)事故に遭遇してしまった「XR250モタード」。 後方から見ると右側に捻じれる様な形で曲がっています。
【修正開始】
~~~まずシートレール根元付近から開いていきます
左上部から押し潰された状態ですので左側から持ち上げるように押し広げます。「反力」が働き必ずたわみますので、若干多めに開いて様子を見つつ何度かに分けて作業します。
空気圧は高すぎるとジャッキの座りが悪くなり、低すぎるとホイールリムにダメージを与えますので、適正値「2.0~2.5kgf/cm2」に調節してからおこないます
~~~微調整はレール後方にて行いますが、今度は行き過ぎると元に戻すのは困難ですので慎重に。
先端部に於いてはたわむ部分は計算に入れず、持っていきたい所へ徐々に押し広げるイメージです。
~~~工具バッグ取付穴も、修正前(左)から修正後(右)の様に中心に戻りました。