カワサキ Z1/Z2~リヤホイール・リビルドのメニューはステンレス・スポークとハブの研磨で光り輝くホイールに変身

Z-1
Z1/Z2 ホイールリビルド
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リヤホイールの再生

ステンレススポークとアクロン製アルミリムが組まれたホイールの再生・リビルドです

リムはコンパウンドにて磨き、スポークは真鍮ブラシにて汚れの除去と錆落とし

ハブから顔を覗かせるヘッド部分のみバフ仕上げを行い、ハブセンターをガラスビーズ仕上げ、

ハブサイドはペーパーから研磨し最終的に鏡面仕上げを行います

同時にリヤブレーキパネルとスプロケットハブも同様にバフ仕上げとします

以上が今回のメニュー内容です

全ては分解・洗浄、脱脂作業から

ブラスト加工の前処理として全ての構成部品を分解し脱脂洗浄します

「ベアリングの交換はしない」、「外すの面倒だから・・・」と言う場合は

少し高度なマスキングで対処が出来ます

 

ベアリング周辺のグリスを綺麗に落として脱脂し、塗装用マスキングテープを2回貼り付け

その後、配線用テープを縦に2回貼ってから剥がれ止めに外周を2周貼り付け、マスキング完成

これでペーパー掛けの際水に浸しても問題ありません

 

ベアリングを外した場合、ブラスト前にメディアがベアリング勘合部分を傷つけない様に

圧入部分をマスキングする必要があります

 

リヤホイールハブの加工

 

ハブセンターは錆でかなりやられていますが、殆どの車両がそうなっていると思います

ドラム側は錆と摩耗で出来た段差を「60番」のペーパーで修正します

 

メディアはアルミナ100番→ガラスビーズの順に行います

いきなりガラスビーズだと深い錆は落とせませんので、ペーパー仕上げと同じく粗い物から順に

 

ガラスビーズでセンターとスポーク穴を

綺麗に仕上げます

 

 

「縁」はベルトサンダーにて研磨します

こうする事によって錆の発生を抑えると共に

見栄えも良くなりメンテナンスフリーになります

ハブのスポーク部分は状態にもよりますが、耐水ペーパー600番~800番~1000番、と

 

水研ぎを進めていき、最後はコンパウンドで仕上げます

「青棒」を使い、バフ研磨を最終仕上げをすると更に輝きが増します

 

 

フロント同様にスポークヘッドを平滑にしバフ仕上げとし、磨いたリムへと組んでいきます

★スポークの組み方は別ページにて解説していますのでこちらを参考にして下さい

スポークの交換~組み換え方の解説とその法則について
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★リムの「振れ取り」方法は別ページにて解説していますのでこちらを参考にして下さい

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~~~ここまで磨き切ると圧巻の輝きとなります

 

ブレーキパネルの研磨作業

 

今回のケースではあまり悪い状態ではありませんでしたので

600番~800番~1000番~コンパウンド~青棒・最終仕上げ ・・・としました

 

~~~水研ぎ後の画像です

 

 

コンパウンドで隅々まで磨いていきます

お薦めのコンパウンドについては別ページにて

解説しています

~~~水研ぎもコンパウンド作業も行う時は薄手のピタッとフィットするビニール手袋の着用を

是非とも推奨致します → 指と爪が全く汚れる事無く作業が進められます

 

~~~ペーパーにて面を平らに研ぎましたので、面が波打つことなく平滑になっている輝き方です

 

~~~説明する間もなく右側が仕上げ後のブレーキパネルです

 

 

狭い隙間まで磨きましたので、

時間は掛かりましたが満足な仕上がりです

 

 

見る角度によってはクロームメッキと

同等の輝きを放ちます

背景が写り込んでいますね~♪

 

 

研磨と一緒に行うとベストなブレーキ整備

「ブレーキカム」の部分の整備も同時に行うのが一石二鳥!

 

ブレーキカムを抜いて、洗浄・給油が

一般的な整備ですが・・・

~~~もうひと手間かけるだけでブレーキの効きやタッチ、操作性能が更に向上します

 

 

 

それはこの部分

真鍮ブラシ等で錆を落としたのちに

「ブレーキグリス」を接触面に塗布します

 

こうする事で飛躍的に動きがスムースになります

2カ所の角面にグリスを塗ってから

カムを1回転させてやると効果的です

 

今回使ったブレーキグリスはワコーズ製

「ブレーキプロテクター」です

 

 

 

 

このグリスは1本あると便利で、配線カプラー端子に塗ると防水・絶縁にもなります

 

スプロケットキャリアの研磨作業

 

洗浄後、表立って見える部分をコンパウンドにて研磨

~~~凹んだ部分の研磨は難しいので、洗浄しても綺麗にならない場合は

ハブセンター同様にブラスト加工がオススメの仕上げ方法です

 

 

この部品は「布バフ」での仕上げに適した形状

ですので最終仕上げは青棒にて行います

~~~バフの基本はあまり強く・長く押し付けない事で、これをするとアルミ表面が荒れて

 

凸凹になった表面は黒ずんで光らなくなります

 

「布バフ」は表面に研磨剤が硬く付着し始めたらグラインダーで一皮むくと

アルミ母材(磨く部品)への研磨性能が持続され、アルミ表面にこびり付く事なく

綺麗な仕上げが可能になります

 

 

【完成】~全て完了すると素晴らしい出来栄えです

 

~~~ここまで磨くと離れて見ても足元は光り輝きとても美しい仕上がりが確認出来ます

 

 

~~~スプロケットも新しくしましたので更に輝きが増しています

 

 

 

ホイールのバフ仕上げに合わせて、

スプロケットナットはクロームメッキ・フランジタイプのロックナットを使用しています