フロントホイールのリビルド ①~Z1/Z2 スポークホイールを綺麗にする方法 再生術とスポーク張り替え術

W3
Z1/Z2 ホイールリビルド

 

フロントホイールの再生

ステンレススポークとアクロン製アルミリムが組まれたホイールの再生・リビルドです。

リムはコンパウンドにて磨き、スポークは真鍮ブラシにて汚れの除去と錆落とし、ハブから顔を覗かせるヘッド部分のみバフ仕上げを行ってハブは7分艶有りでリペイント。

以上が今回のメニュー内容です。

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ホイール 分解・洗浄、脱脂作業から

このサンプル車両はタイヤを外すとニップル裏側はシリコンで埋めてあり、おそらくパンク時に空気が抜けにくくする効果を狙った様子(それともチューブレス化のつもりでしょうか~?)。

ここは外して「ガソリン」に浸し、シリコンを剥がしやすくしました。

エンジン組みでも使われる「シリコン」。
燃料でふやけますがガソリンでの除去作業では換気をしっかり火気厳禁。

 

 

オイルシールからベアリングまでブラストを使う為、全て分解します。

グリスは専用洗剤で溶かして洗浄します。

火気に注意!~燃料で素早く溶かし落とせます)

 


ステンレススポークは純正よりも径が太いので穴に通すのにキツイです。

塗装前にこの様にスポークの通り筋を棒ヤスリで削り余裕を持たせます。
そうしないと穴に通す際せっかくの塗装が剥がれる結末になってしまいますので・・・。

右側画像内の右穴が削った方です。

ハブはベアリングの打ち込まれる部分をマスキングし、メーターギヤーボックスは作業性を上げる為にオイルシールを抜かずにマスキングしています。

 

 


 

ワイヤーの付く部分も中にメディア(砂粒)が入らない様にしっかりと封をします。

ギヤボックスのオイルシールを外さないのは、マスキングが容易になる為です(画像参照)

ステンレス・スポークの仕上げ

今回はヘッド部分のみのバフ仕上げです。 ボディは真鍮ブラシでの研磨のみ。

それでも1本にかかる作業時間は10分以上所要します。

 

左から、素地 中がベルトサンダー仕上げ。

右は最終仕上げ・バフ仕上げとなります。

 

実際の作業では中~右の間で「ナイロンたわし」による段差落としが入ります。これはベルトサンダーで粗い素地を馴染ませた後、その時付いた段差を無くしバフ作業をスムースに行う為の云わば中仕上げです。


 

 

中仕上げ用のナイロンたわしでの研磨作業

 

ボール盤が無くともハンドドリルを万力に固定しての作業でも可能です

昔自分はハンドドリルを足で踏んで固定し、様々な物を磨いていました。

 

ナイロンたわしとはこんなかんじで
種類が豊富にありますが、あまり細かくない方が作業性が良いです。

 

【=その②へ続く=】