Z1/Z2,Z1R,Z750FX1/Z1000Mk2 ~Z系メーターワイヤー取り付けの注意点

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Z1/Z2,Z1R,Z750FX/Z1000Mk2 ~Z系ワイヤーの取り回しについて
Z1/Z2~Z1000まで スピード&タコメーターワイヤーの取り回し

旧車取り扱い店での納車整備でも間違ったまま

入庫するZ系車両で多いのがスピードメーターワイヤーとタコメーターワイヤーがブレーキホースの外側を通っているもの。1980年代にもなるとホンダもヤマハもサービスマニュアルにはハーネスとワイヤーの通る位置までしっかりと解説されている位に本当は重要な部分なのです。
間違った通し方だとハンドルを動かした時に引っ張らっれたり干渉しての不具合が発生してしまいます。とても簡単な作業ですので一度お使いの車両を確認・点検しましょう。

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メーターワイヤーは内側を通す

スピードメーター、タコメーターワイヤーの両方

内側というのは「フロントブレーキホースの内側」と言う意味です。

 

過去に多くの車両でこの様にワイヤーがブレーカーホース外側に通されているものを見てきました。
左側・スピードメーターワイヤーに関しても同様にホース外に通されている物が多く見られます。

旧車取り扱いの販売店に於いてもこの様な状態で納車している事を思うと残念でなりません。


 

ダブルディスクの車両についてはスピードメーターワイヤーも同様にブレーキホースの内側を通します。

ホースとワイヤーに穴が開くほど擦れる訳ではありませんが、これがメッシュホースだとダメージは大きくなります。
ハーネスと共にケーブル類はスマートに固定・取り付けをしてしっかりと機能させる事が大事です。

こうする事でハンドルを曲げた時に引っ張られずスムーズに動かせる様になりますし、機能的で自然な流れの取り回し方だと思います。

 

ケーブルの脱着は容易に掴める工具がひとつあると非常に便利です。
ラジオペンチ等使わずしっかりとしたプライヤーを使う事をお薦めします。