Z750FX1/Z1000Mk2のリプロタンク ~純正品と複製品の見分け

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Z1000MK2/Z750FX1 ~純正燃料タンクとリプロを見分け
Z750FX-1とZ1000Mk2用のリプロタンクを検証

ドレミ製品をサンプルに純正タンクとの違いを検証します

PMC製品でも販売されていますが、製作元は同じメーカー(台湾製)の様子です。

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各社リプロタンクについて

Z750FX1/Z1000MK2のタンクを検証

Z1/Z2用ではエムテック中京と3社での販売がありますが、これも18Lと17Lの違いはあれど同じ所での製作品との話があります(製造は台湾ですがペイントは日本国内、3社での依頼先は違います)。

作りはとても丁寧で純正品と比べて各部が綺麗で、タンク上面も平らで上下合わせの縁も均一でとても良い仕上げです。

ペイントも当時の純正色と遜色のない物で、クリヤーの塗膜もほぼ同量の薄さ加減。
ラインはステッカーでこれも純正と同じに片面4本を繋いで貼られた拘り具合です。

クリヤーが薄いのでラインステッカー部分が押されるとラインテープは破れる様に剥がれてしまうので要注意。現にこの車両も一部に押されによる剥がれがありました。

純正品とリプロ品の見分け方

二つ並べて一目瞭然に判断出来る部分はありません

見る所を注目すると分かり易いのでそこを解説していきます。

【給油口】

リプロ品は筒状の縁が楕円になっています。
純正品は真円に近い形状です。


【フューエルコック】

よく見ると内側に斜めに曲がって付いています。ここが純正品と大きく違う一番のポイントかも知れません。


【タンク裏側】

裏側のフレームの逃げなどを見ると凹み形状が明らかに違います。
タンク固定用の丸いブッシュが収まる部分を見ると純正タンクでは丸ゴムに沿った形をしていますが、リプロタンクは丸が潰れて少し尖った形状をしています。
またそのプレート位置もやや後方よりの為、タンクとシートの隙間がかなり大きくなっているのが特徴です。

純正品・リプロ品のどちらを使うにしても絶対に装備したいのが「対策済みタンクキャップASSY」です。
これを使う事によってキャップからの燃料漏れ・吹きこぼれが飛躍的に解消されます。
税別「16000円」と高価ですが純正形状に拘らなければ特にお勧めの商品です。