Z1000A系Z1R,Z1000,Z1000MK2まで ~現在も入手可能なキャブレター純正部品

Z-1
Z1R,Z1000A,Z1000Mk2 ~キャブレター構成部品について
Z1000系の純正キャブレター部品は現在も入手可能

Z1000,Z1R,Z1000Mk2のキャブレター構成部品を解説

分解整備に必要不可欠なジェット類とOリングを、各年式での部品番号と共に解説しています。

スポンサーリンク

一番欲しい部分は既に販売終了

ジェットニードルとホルダーは販売終了品

無くなってしまってはいますがZ1/Z2と違いZ1000系はニードルの状態が良い車両が多いので、クリップ段数での調整で賄える部分が大きいです。

 

 


Z1000A1/A2~A3,A4で大きく違う「パイロットスクリュー」

ケイヒンとミクニでの相違点

「エアースクリュー」とも呼ばれますがこれは京浜はエアースクリュー、三國ではパイロットスクリューとメーカーで呼称が違います。スロージェットはケイヒンでパイロットジェットはミクニでの呼び名となっています。

一番困るのはエアースクリュー/パイロットスクリューの動作方法

双方のキャブレターで開け閉め方向が真逆に違います。これは何が違うのかと言うと、ケイヒンは調整用スクリューを締め込むと燃料は濃くなりますが、ミクニでは締め込むと薄くなっていくと言う事。

これを知らないで調整してしまうと最後の1/4回転部分での調整に支障が出てしまいます。ケイヒンは送られるガソリンの量を計量していますが、ミクニは燃料と空気・混合気の量を調節していますので根本が違います。
その他ジェットの番数に於いても大きく違い、かたやジェットの穴径を表しているのに対して
もう一方は燃料の流量を指し示していると言う違いがあります。

Z1000A1,A2とA3,A4での大きな違いはパイロットスクリューの位置

A1,A2はキャブレターの下側に付いていますが、A3,A4はキャブレターボディ側面・斜め方向に付いています。
また、パイロットスクリュー自体の形状も違います。

これは「Z1000Mk2」~A3,A4のパーツリスト・構成部品の頁です。
昔のパーツリストはとても不親切で、このマーク2に於いてもパイロットスクリュー部分は分かり難いのが特徴です。
加速ポンプ付きの「US仕様」は特に注意が必要で、A1,A2のリストも併用しないとなりません。

 

 

「US仕様」はA3,A4に該当しますがパイロットスクリューは下側に付いています。
それでもパーツリストでは上記の様にスクリューは側面に付いています。
しかし見るべき所を見るとこのパイロットスクリュー部分に於いてはA1,A2を参照しなさいと言う様な見出しです。これに気付かないと部品違いを起こしてしまいます。
スクリュー形状だけでなく中のスプリングとOリングも双方で違いますので要注意)

 

A1,A2はZ1系の丸タンクでA3,A4は角タンクになりますので、ここで区切ってしまうと部品判断の間違いへと繋がります

パーツリスト画像の様に右端の備考欄にそっと書かれています。
このパイロットスクリュー部分に関してはZ1000Mk2であっても、Z1と同形状の車体であるZ1000A1/A2のリストを参考にせよと言わんばかりの解説方法がとられています。
(GPZ400Rが発売された頃までビス類の販売が10本単位だったメーカー姿勢を思い出すばかりです)


Z1Rを含むZ1000Aシリーズのキャブレターパーツ

部品番号の案内と2020年9月時点での販売価格を記載

~~~表示価格は税別です。

【Z1000(A1,A2)~Z1000Mk2(A3,A4)】~パイロットスクリュー関連

(A1,A2)
16038-024  Oリング  (キャブ直下型) 130円
16022-016  スプリング (キャブ直下型) 360円(A3,A4)
16038-022  Oリング  (斜め側面)   280円
16022-007  スプリング (斜め側面)   350円

【Z1000(A1,A2)~Z1000Mk2(A3,A4)】~メインジェット

92063-1028 メインジェット(102.5番) ~Z2/Z1000Mk2(US仕様),STD
92063-1042        (105番)
92063-073         (107.5番)
92063-1038        (110番)
92063-1110        (112.5番)

112.5番のみ580円 他560円

16038-016 ジェットニードル・ホルダーOリング  120円
16030-025 フロートバルブセット        3580円 (Z1R/Z1000A)
16030-027 フロートバルブセット        3730円 (Z2)
16029-004 ガスケット、フロートバルブシート   180円

   【Z1000Mk2用 US仕様 加速ポンプ付き】

 

チェックバルブ・Oリングと言うものはポンプの燃料通路の「Oリング」です。

92055-1059  Oリング、チェックバルブ      410円

 

 

~~~以上Z1000系のキャブレター部品についての解説でした。
是非部品注文する時の参考になさって下さい。