「SG20J」マジェスティ~Vベルトチェックランプリセット方法
マジェスティはVベルト交換後にチェックランプ・警告灯のリセットを行います
メータパネル内の「V-BELT」警告灯が点滅したらベルト交換時期のサインです。
ベルトの交換が点滅後・点滅前の交換でもこのリセット作業は必要です。
ドライブベルト交換の実施後に行う2つの作業
まずドライブベルト(V-BELT)交換を実施した後に行うべき事が2つあります
- メーター内の交換時期表示のリセット
- プライマリーシーブのリセット・原点出し
メーター内交換時期表示のリセット
- メインスイッチON
- 「SELECT」ボタンで右側メーターパネル内の表示を「V-BELT」にする
- 「RESET」ボタンを1秒以上押すとTRIP・走行距離部分が点滅
- この状態で「RESET」ボタンを3秒以上押す
プライマリーシーブのリセット・原点出し
- メインスイッチOFF、その後キルスイッチ「OFF」
- 「SELECT」と「RESET」ボタンを押しながらメインスイッチを「ON」にして8秒以上押し続ける
- 「SELECT」を押してメーター内右下の表示を「dIAG」に選択
- 「SELECT」と「RESET」を同時に2秒以上押すと「dIAG」表示が「d01 1.4」に切り換わる
- 「SELECT」と「RESET」ボタンを押して「78」を選択する
- ここでキルスイッチを「ON」にする
初期化がここで始まりエンジン警告灯が1秒間に1回の割合で点滅を繰り返します。
「正常」であるとエンジン警告灯は「点灯」
「異常」の場合エンジン警告灯は「点滅」
ここでプライマリーシーブがリセットされる音がベルトケース部分から聞こえます。
音がするのと合わせてメーター表示が「」と変わります。
メーター内交換時期表示のリセットに引き続いての作業を行います。
メインスイッチをオフにした後、キルスイッチもオフにします。
セレクトとリセットボタンを同時に2秒以上押すと画像の様に「d01 1.4」と表示されます。
この後半の数字はVベルトの消耗具合によるプライマリーシーブの移動距離、クリアランスの数値と思われます。
お使いの車両状況によって数字は1.5であったりと変わってきます。
その後ベルトケース方面から「ヒュ~ぃ、カシュッ」と音がして操作完了です。
エンジン警告灯が「点灯」すれば正常な状態です。
エンジン警告灯が「点滅」の場合はリセット不良・異常との判断となります。