マジェスティ250 Vベルトランプのリセット方法 ~SG20J編

【ま~も】
SG20J/マジェスティ Vベルト交換時のリセット作業
「SG20J」マジェスティ~Vベルトチェックランプリセット方法

マジェスティはVベルト交換後にチェックランプ・警告灯のリセットを行います

メータパネル内の「V-BELT」警告灯が点滅したらベルト交換時期のサインです。
ベルトの交換が点滅後・点滅前の交換でもこのリセット作業は必要です。

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ドライブベルト交換の実施後に行う2つの作業

まずドライブベルト(V-BELT)交換を実施した後に行うべき事が2つあります

  • メーター内の交換時期表示のリセット
  • プライマリーシーブのリセット・原点出し
点検記録簿にしっかりと記載でもしない限り、この作業をベルト交換時に一緒に行わないと次回交換時期が不明になってしまいます。

メーター内交換時期表示のリセット

  1. メインスイッチON
  2. 「SELECT」ボタンで右側メーターパネル内の表示を「V-BELT」にする
  3. 「RESET」ボタンを1秒以上押すとTRIP・走行距離部分が点滅
  4. この状態で「RESET」ボタンを3秒以上押す

 

これでV-BELTの表示がリセットされ、点滅から点灯に戻ります。


プライマリーシーブのリセット・原点出し

  1. メインスイッチOFF、その後キルスイッチ「OFF」
  2. 「SELECT」と「RESET」ボタンを押しながらメインスイッチを「ON」にして8秒以上押し続ける
  3. 「SELECT」を押してメーター内右下の表示を「dIAG」に選択
  4. 「SELECT」と「RESET」を同時に2秒以上押すと「dIAG」表示が「d01 1.4」に切り換わる
  5. 「SELECT」と「RESET」ボタンを押して「78」を選択する
  6. ここでキルスイッチを「ON」にする

初期化がここで始まりエンジン警告灯が1秒間に1回の割合で点滅を繰り返します。
「正常」であるとエンジン警告灯は「点灯」
「異常」の場合エンジン警告灯は「点滅」
ここでプライマリーシーブがリセットされる音がベルトケース部分から聞こえます。

音がするのと合わせてメーター表示が「」と変わります。

メーター内交換時期表示のリセットに引き続いての作業を行います。
メインスイッチをオフにした後、キルスイッチもオフにします。


 

 

セレクトボタンとリセットボタンの双方を押しながらメインスイッチをオンにします。
この状態で8秒以上押し続けると画像の様に
「dIAG」と表示されます。


 

 

セレクトとリセットボタンを同時に2秒以上押すと画像の様に「d01 1.4」と表示されます。
この後半の数字はVベルトの消耗具合によるプライマリーシーブの移動距離、クリアランスの数値と思われます。
お使いの車両状況によって数字は1.5であったりと変わってきます。


 

 

 

セレクトとリセットボタンを押して「d78」を選択してからキルスイッチを「ON」にすると、初期化が始まりエンジン警告灯が1秒間に1回の割合で点滅が始まります。

その後ベルトケース方面から「ヒュ~ぃ、カシュッ」と音がして操作完了です。
エンジン警告灯が「点灯」すれば正常な状態です。
エンジン警告灯が「点滅」の場合はリセット不良・異常との判断となります。