ロードタイヤはサイズを変更しないと選べない
入庫車両を見てみると装着率の多いのがバトラックス「BT-601SS」。
気持ちは分かりますが実はこれショートコース用で公道仕様ではありません。
実際にカタログには「公道不可」の文字はありませんし、レース用の頁に記載でもありません。
しかし一般道は砂利も砂も浮いていますし、何よりも天候によって道路状況が一変しますのでタイヤ選びは慎重にならないと危険です。
エイプに装着出来るタイヤ一覧
エイプ標準サイズは『120/80-12』
【ブリヂストン】
【ダンロップ】
【IRC】
【ピレリ】
【ミシュラン】
上記の中でロードタイヤはブリヂストンの「B01」とIRCに加えサイズダウンのミシュランの3種です。
実際のロードタイヤ取り付けを解説
ロードタイヤの選び方
ブリヂストンの「B01」も見た目に悪くありませんがパターン的にスクーター感に溢れ、一番のウィークポイントはタイヤサイドの剛性が低いので空気圧が落ちてくると危険な程にフニャフニャになると言う事。通常のタイヤではパンク時になんとか走行出来ても、このタイヤですと完全に潰れて走行不能になり帰宅不可です。
ミシュラン「ボッパー」はダウンサイジングになり、タイヤ外径がひと回り程小さくなります。
これはリヤスプロケットを大きくしたのと同じ効果になりますので加速性能は上がりますが、最高速度は落ちる事になります。見た目にもバイクが小さくなった様に感じられる事でしょう。
お薦めはサイズ変更の無いIRC『SCT-001』
新車標準の「マクシス」との比較
外したタイヤを並べてみると明らかに違いが分かります。
【装着時の実測幅】
マクシス~~~「113.5mm」
IRC ~~~「117.5mm」
【装着時の外径】
マクシス~~~「485mm」
IRC ~~~「495mm」
実際にはIRCの方が幅広なのですが、マクシスのブロックパターンの方が視覚的に太く見えてしまいます。
パターン的にもエイプに似合う「SCT-001」
ピレリやメッツラーの17インチラジアルに共通するパターンはカスタムされたエイプに良く似合い、足元が映えるベストタイヤと言えそうです。
~~~アルミホイールも欲しい所ですが全メーカー廃番(2020年2月現在)。
まだまだ人気車種と思っていましたが、昨今のバイク事情から早々と生産を打ち切る様子です。
唯一「Gクラフト」は廃番ではありませんが現時点で生産未定との事です。
見通しがたった時点で販売告知されるとお話を頂きましたのでお探しの方は今後メーカーサイトをチェックしましょう。
色はシルバーとブラックの2色。黒はシルバーを一旦落としてからの加工になるのでプラス5500円。サイズはワンサイズ太く「130サイズ」タイヤが装着可能な「3.75-12」となっています。穴あきと穴無しの2タイプがラインナップされています。
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