【C】
クラッチワイヤー内を清掃して給油するとスムースな動きに
ワイヤー内への給油でかなりスムースに動くようになりますが、でもその前にワイヤー内に溜まった汚れを抜く作業を行うと後の給油もし易いのと給油後の耐久性能も向上します。
潤滑剤を通す前に・・・
~~~ワイヤーインジェクターで汚れを押し出すことも可能ですが、思いのほか潤滑剤を使うのと、スプレーの力だけでは抜ける量も多くは有りません。
レバー側のワイヤーを外し、エアーノズルでエアを吹いて反対側へ溜まった汚れを押し出します
常に作動しているクラッチワイヤーは短期間で消耗
~~~3か月前に同じ整備をしていても毎日の通勤で使われている車両では消耗が激しいです
エアで吹き出てきた「ヘドロ」状の汚れ。擦れた金属粉と潤滑剤等の混合物です。
定期的な注油で快適に
~~~潤滑剤は浸透性が高く、水置換性でありしばらく滞在するもので耐水性能も高いのが理想的。
私が常用している物はワコーズの『ラスペネ(業務用)』です。
下記リンクから参考にして下さい
ワコーズ/WAKO'S~使って納得! 推奨製品一覧
【わ】 【W】
和光ケミカル オススメ製品のピックアップ
旧車に携わると使用するケミカルはとても重要です。
また、その善し悪しが判断し易いのも旧車整備の醍醐味のひとつでもあります。
ワコーズ製品の全てが良いとは言いませんが、販売している商...
スズキ機工『LSベルハンマー』を潤滑に使うと新車以上にワイヤーの作動が良くなります
下記リンクから関連記事内にて解説がありますので参考にして下さい。
W1S,W1SA,650RS/W3のクラッチ調整~今まで以上にクラッチを軽くしたい (Z系にも対応)
W1S,W1SA,650RS/W3 クラッチ調整
「W」はクラッチが重たい・・・と、言われることが多いですが、その殆どは「ワイヤー内の油切れ」による抵抗の為。
ワイヤー内部への注油で良好になりますが潤滑油の種類によってはしばらくの後効果が...