ここではハンドル交換に伴うワイヤー交換の詳細とオイル交換の注意点を解説しています
最近定番になりつつある純正アップハンドルです
~~~CBX1000のハンドル装着で雰囲気はガラリと変わります。
CBX400Fのアクセルは、ワイヤーの取り出しが「上向き」です。
ここは綺麗にスマートな曲線を描いたスタイルで取り付けをします。
クラッチ側は長くし過ぎると乱雑になってしまうので、こちらは適度な長さでセットします。
画像のワイヤー長は・・・。
- アクセルワイヤー:20cmロング
- クラッチワイヤー:10cmロング
- チョークワイヤー:10cmロング
ハリケーン製品には希望の長さ設定がありませんでしたので、今回はアルキャンハンズチョイス。
キャブレターを外さないでもワイヤーは交換可能ですが、余程整備に精通していないと難しい作業です。工具もそれに見合ったベストな物が必要になりますので、キャブレターを外しての作業をお勧めします。
CBX400Fのオイルパンは非常にデリケートですので取り扱いには注意が必要です
オイルドレンボルトは車体左側にあります。フレームやマフラーが工具に干渉しますので、
画像の様なユニバーサルジョイントと延長用のエクステンションバーを用意すると楽に作業が出来ます。
ボルトが緩んだらマグネットを使ってボルトを回転させて抜き出すと、手がオイル塗れにならずにすみます。
セルを回してオイル通路内のオイルを排出し、車体を何度か左右に傾けて抜いてあげると
ようやく古いオイルが規定量に近い値で抜く事が出来ます。
オイルを丁寧に抜きフィルターを交換して交換時の規定量『2.2L』が入ります。
ボルトの取り付けは要注意!
ガスケットはオイル交換毎に新品に交換する事(ガスケットは銅製ではなくアルミを推奨)。
ガスケットが古いままボルトを締め付けて、オイルパンにクラックが入ってしまう事例が多数あります。素材も40年経過ですので大事に労わって使いましょう。
オイルフィルターの交換
マフラーが変わっているとフィルターケースが出し難い物もあります。
このマフラーの場合は中で横向きに回転させて取り出せました。
フィルターケースは位置決めの突起がありますのでこれに合わせて取り付けます。