最新モデル『MSC-BE700E』をW3に取り付け
2030年を目途にETC2.0へと移行され従来のETC1.0は使えなくなります。セキュリティの関係での決定ですので時期が早まる事も考えられます。今回のキャンペーンに合わせ(2019年4月現在)、2.0タイプをW3に取り付けます。
既に従来の1.0は生産中止になっており、前回2019年2月のキャンペーンの時が最終生産だったようです。
ミツバサンコーワの最新2.0はインジケーターとアンテナは分離式
GPS搭載ETC2.0車載器 MSC-BE700E
GPS搭載ETC2.0車載器 MSC-BE700E
アンテナが2.0は大きいのでメーターインジケーター内部に組み込むことは不可能でした。
ETCインジケーターはキーホルダー穴に装備するよう配置し、アンテナは定番のデイトナ製品を使ってクラッチレバー側に取り付けました。
~~~アンテナは360度回転OKですが左右の傾きが説明書では前後『5度』までと記載されています。W3のハンドル垂れ角ですとどうしても『15度』の傾斜になってしまいます(青いランプの点いたアンテナ画像はハンドルに沿って固定した物です)。
今まで何台か同じ手法で取り付けしましたが不具合なく電波の送受信は行われていますので、過去の経験から今回も同様の位置に決めようと思いました。・・・が、ここでハンドルの『曲がり部分』に注目(ここに付けると地面に平行になりそうな気配が・・)。
メーターカバー内にETCインジケーターを設置
ETCのランプは確認し易い様にするのと収まりの良さを考慮して『キーホルダー穴』に設置します
両面テープを2枚重ねる事によってベースとなるメーターステーの段差にフィットします
車載器は書類ケース内に
カードケース・車載器は左側サイドカバー内の書類&工具ケース内に設置します
電源の取り出しと配線の通り道、線のまとめ方の解説
電源の取り出しはメインスイッチがオンの状態で電気が流れてくる線から取り出すのが基本です
Z1/Z2でも同じ、リヤブレーキの電源線から分岐させて引き出します。
青色と茶色の2本が出ていますが、この『茶色』側から電源を取り出します
タンク下での線の通りは以下の要領です
チョークワイヤーはフレーム右側に通していることを前提で、アンテナ線はそれに沿わせてインジケーター線と共に途中合流させています
ケーブル線はハンドルを左右に動かした時に引っ張られない様に十分余裕を持たせます
どうしても余ってしまうケーブル線の行方
電気コードの様にきつく束ねてしまいますと中で断線する恐れがあります。綺麗に丸く重ねてシート下に固定するのが思想的処理です。
シート脱着の際にシートベースの爪で引っかけてしまわない様にライトユニットの回りを丸く囲うようにまとめて配置します。上側を通る太い2本のコードはプラグコードです。シートベースの爪はプラグコードの上を通過しますのでこれで問題なく各配線とケーブル線は収まりました。
これからETCを取り付ける方への参考になればと思います。