W1S,W1SA,W3 のダイナモとレギュレター
新品のレギュレターやオーバーホールしたダイナモでもすぐに壊れてしまう事があります
この様なトラブルの原因の殆どは「バッテリー」です。
ダイナモとレギュレターが壊れるメカニズム
Zシリーズと違いWはバッテリーありきの構造です
Wシリーズはバッテリーが弱ると火花が飛ばなくなりエンジンはかかりません。
その為弱ったバッテリーを使っていると発電機はフル稼働となりダイナモのフィールドコイルが焼けてしまう原因になります。
満充電になったから大丈夫かと言うとそれは数値だけの話しで、本来の性能に回復した事ではありません。たまにしか乗らないのであればバッテリーが弱ってきたら普通充電ではなく、トリクル充電器を使う事をお薦めします(但し新品からのメンテナンス)。
Wのダイナモとレギュレター
バッテリーは信頼のあるメーカー品を使う
ネット販売の数千円で販売されている無メーカー製品は電気系に悪影響を及ぼします。
現行車両では回路のショートに始まりCDIユニットの破損が確認されています。
「まだ使えているのに勿体ないな」、「動いているんだからまだまだ大丈夫でしょ」
と思ってしまいますが、トラブルを未然に防ぐ為にも早目の交換が理想的です。
と思ってしまいますが、トラブルを未然に防ぐ為にも早目の交換が理想的です。
バッテリーは突然駄目になってしまうものです。
ツーリング中は正常でも帰りにコンビニへ立ち寄った際の再始動時に完全に上がってしまっていたと言う修理依頼も多々あります。保険の一部と考えてなるべく2年毎の交換をしましょう。
メーカー品でも年々質は落ち、正常使用でもバッテリー寿命は2~3年程となってきています(平均しての数値)。
バッテリー液量は冷間時の調整でロアレベルを僅かに超えた位にしておくのがベストです