W1S,W1SA,650RS/W3 ~ダイナモとレギュレターが壊れる原因とは

W3
W1S,W1SA,W3 ~ダイナモとレギュレターを壊さない為には
W1S,W1SA,W3 のダイナモとレギュレター

新品のレギュレターやオーバーホールしたダイナモでもすぐに壊れてしまう事があります

この様なトラブルの原因の殆どは「バッテリー」です。

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ダイナモとレギュレターが壊れるメカニズム

Zシリーズと違いWはバッテリーありきの構造です

Wシリーズはバッテリーが弱ると火花が飛ばなくなりエンジンはかかりません。
その為弱ったバッテリーを使っていると発電機はフル稼働となりダイナモのフィールドコイルが焼けてしまう原因になります。

あまり乗らないからと言って毎回のようにバッテリーを充電しながら乗っている方は要注意。
「バッテリーは充電すれば使える」と言う物ではなく、常に良い状態を保っての使用を心掛けないと早いと半年で寿命を迎えます。そんな状態で車両を動かしているとダイナモとレギュレターに悪影響を及ぼします。

満充電になったから大丈夫かと言うとそれは数値だけの話しで、本来の性能に回復した事ではありません。たまにしか乗らないのであればバッテリーが弱ってきたら普通充電ではなく、トリクル充電器を使う事をお薦めします(但し新品からのメンテナンス)。

 

 

 

発電された電気がレギュレターを介してバッテリーに届けられるのですが、バッテリーがしっかりしていないとダイナモ側へ電気が戻されてしまいます。これによってレギュレター内の接点の溶着やダイナモのフィールドコイルの焼損が起こってしまうのです。

Wのダイナモとレギュレター

バッテリーは信頼のあるメーカー品を使う

ネット販売の数千円で販売されている無メーカー製品は電気系に悪影響を及ぼします。
現行車両では回路のショートに始まりCDIユニットの破損が確認されています。

 

Wの場合はGSユアサ・台湾ユアサバッテリーを車検毎、概ね2年に1回の割合で交換する事をお薦め致します。
「まだ使えているのに勿体ないな」、「動いているんだからまだまだ大丈夫でしょ」
と思ってしまいますが、トラブルを未然に防ぐ為にも早目の交換が理想的です。

バッテリーは突然駄目になってしまうものです。
ツーリング中は正常でも帰りにコンビニへ立ち寄った際の再始動時に完全に上がってしまっていたと言う修理依頼も多々あります。保険の一部と考えてなるべく2年毎の交換をしましょう。
メーカー品でも年々質は落ち、正常使用でもバッテリー寿命は2~3年程となってきています(平均しての数値)。

 

レギュレターが開放された充電中には、バッテリー液面は上昇します。
その為冷間時にアッパーレベルまで液を補充してしまうと稼働中にはアッパーレベルを超えブリーザーホースから外へと放出されます(車体やマフラーの腐食があるのはこの為)。

バッテリー液量は冷間時の調整でロアレベルを僅かに超えた位にしておくのがベストです

 


 

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