仕上がった『W3』の中古車新規車検
昨年(2018年)完成した「W3」。新しいオーナーも決まったところでナンバー取得です。
一度ナンバーを返納(廃車)していますので「中古車新規」での検査となります。
必要書類の種類と提出の仕方
中古車新規が一番書類が多い作業です。
今回ナンバーは「習志野」になるのですが検査は「野田」で受けますので検査は「予備検査」になり、検査に合格すると「予備検査証」が発行されます。
- 予備検受付時の書類は「廃車証、重量税納付書、自賠責、手数料納付書」
- 「予備検査証」をもらうには、検査合格票、廃車証(コピー)、譲渡書(コピー)、OCRシート・第1号様式 ~の以上が必要です。
- 予備検査証が発行されたら以下の書類をナンバー管轄の陸運局へ送ってもらいます。
- 予備検査証
- 廃車証
- 譲渡書
- 自賠責(25ヶ月)
- 手数料納付書
- OCRシート、第1号様式
- 税申告書
W3の車検・検査内容
結論から申し上げますと「合格」でしたが、ライトの光量は現代基準に合わせると難しいです。
- バッテリー新品&初期充電
- ジェネレターOH(カーボンブラシ、ベアリング共に新品)
- ヘッドライトレンズ洗浄
- ヘッドライトバルブ新品
- 検査用にバッテリーから直接ヘッドライトバルブへ直結
通常ここまですれば殆どはすんなりと合格するのですが、明るさ・光量不足で1回目は不合格でした(光軸はしっかりと合っていました)。
合格ラインは「15000カンデラ」ですが「14700カンデラ」で、300カンデラの不足で落ちました。エンジン回転も上げて更にはバッテリー直結でこの数値。おかしいと思いヘッドライトバルブを確認すると標準の「35W」が・・・。
自分で組み付けていてすっかり忘れていました。
気を取り直して「60W」に入れ換えて再検査、これで無事検査合格となりました。・・・でも標準の「35W」では合格難しいのですね。ヘッドライトレンズまで新品であれば十分合格ラインであったかもしれませんが、古い車両での検査合格は年々厳しくなってきているのが現状です。
純正のヘッドライトレンズでも60W装着で光軸がど真ん中ですと光度も上がり合格し易いです
「Z系」は「60W」ですので直結若しくはお薦めの「ヘッドランプブースター」とハイワッテージ・ヘッドライトバルブで回転を上げて臨めば光量不足になる事なく、光軸さえちゃんと合っていればすんなりと合格します。