W用にリヤブレーキスイッチを流用加工
W用のブレーキスイッチは既に販売終了。
代用品はと言えばZ系リプロメーカーから販売の初期タイプスイッチをWにと言った具合です。
ここでは安心の純正部品を使っての加工製作を解説しています。
純正廃番後に使われていたブレーキスイッチ
W1-W3のリヤブレーキスイッチ
フレームから出ているステーに開けられたスイッチ取り付け穴径は「10mm」です。
Z1の初期タイプとマッハⅢとW1は皆同じ形状・穴径ですので、以前はPMC製品を代用品に使っていました。
・・・が、しばらく使っているとスイッチ内部で短絡・ショートしてしまう事が多く見られましたので、定期的に交換する様にしていました(ブレーキランプが不点灯だけなら良いのですが、メインヒューズが飛んでしまう為)。
ベース部品には同じカワサキ純正部品を使用
遠出にも安心出来るように純正部品を加工して使用
Z1のスイッチを流用加工
加工工程は難しくなく、用意する工具も容易に入手可能
用意するものはヤスリと「M10-P1.25」のダイス。これがあればOK
ハンドル装着でスムーズにネジ切りが出来ますが、スイッチ本体は素手で固定。
工具で挟んで抑えてしまうと割れてしまいますので要注意!
最後に配線を延長して車体に取り付けて作業は完了します。
固定用ナットを強く締め込み過ぎて壊してしまうパターンが一番多いのですが、「Yカバー」を外すなどリヤブレーキを緩めた後、ペダルを下まで踏み込んだ状態にする時にスイッチのスプリングを外し忘れて二分割に壊してしまうのも多く見かけます(強く引っ張られて損傷)。
【カワサキ純正部品番号】
- Z1用リヤブレーキスイッチ : 27010-019 (1470円 税抜)
- W3用スプリング・ブレーキスイッチ: 27011-013 (680円 税抜)
~Z1用のスプリングは販売終了となっています(令和6年3月現在)
使用工具はこちらを参考に