プロが伝授!~原付スクーターの簡単ナンバー取り付け方法

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スゴ技! ~原付ナンバーの簡単取り付け
プロも必見! ~目からうろこのナンバー取り付け方法

原付スクーターのナンバー取り付け

車種によっては裏側のナットが抑え辛くナンバーボルトの取り付けが困難な場合があります。
ここでは簡単な取り付け方法を解説していますので参考にして下さい。

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必要な工具はひとつだけ

磁石やソケットレンチ、プライヤー等は必要ありません

用意する物は細長のドライバー1本です。
ここではドライバー軸径が「3.5mm」程の物を使って作業しています。
M6ナット穴径を考えると4mm前後の軸径がベストサイズです。

 

   【作業準備】

 

サンプル車両は取り付けが容易なビーノですが、ホンダの4ストディオ等は特に抑え辛いのでこれから解説する方法が有効です。


 

 

 

用意した細長のドライバーです。
裏側に固定されるナットとワッシャー。

ナンバーと同時に配布される取付ボルトでは実際の所部品が足りません。
画像中にある平型の外径が少し大きめのワッシャーがないとスプリングワッシャーが樹脂のフェンダーに食い込むばかりでしっかりと固定出来ません。
取付ボルト直下に付属の平ワッシャーが入り、ナット下にはスプリングワッシャーと平ワッシャーの組み合わせが正しい物です。
面倒でも平ワッシャーを2枚用意しましょう。

   【実際の作業・取り付け】

 

ドライバーをナンバー穴に差し込みます。


 

 

 

反対側に突き出たドライバーに
平ワッシャー・スプリングワッシャー・ナットの順に通していきます。


 

 

 

ここからが重要です。
ドライバーをガイド代わりに、ナット類をフェンダー裏へ指を使って押し付けていきます。


 

 

 

ナットとワッシャーがずれない様に指でフェンダーへと押し付けて固定します。
上手く固定出来たらドライバーを抜き取ります。


 

 

予めナンバーには固定ボルトを片側だけ差し込んだ状態で待機させておき、ナットが固定出来たらそのまま取り付け出来る様にします。

*****解説画像では解りやすい様にナンバー無しの状態で取り付けています。


 

 

反対側も同様に作業を行って完成です。

片側が通せたら仮止めの状態にして固定しておくと反対側が作業し易くなります

 


あとがき ~落ち着いて作業を行う

何事に於いてもそうですが、焦ったり慌てての作業では上手くいき難いものです。
特に今回のようなケースは我々専門家でも冷静になれない事もあります。何度やっても失敗・上手く出来ない時は本当に疲れるものです。
なるべく手早く・簡単に出来る方法を模索しながら整備にあたっていますが、その中でこれはいいなと思う手法のひとつが『KA方』とも言うべき今回のナンバー取り付け方法です。

是非参考にして下さい。