セルモーターはリヤタイヤ後方に取り付けられているのが見えます
実際の作業に於いてはモーター上部にスペースが無く、エアクリーナーボックスを取らないとなりません。
モーターの交換には周辺部品の取り外しが必要
なるべく簡単に、そして確実な作業で整備を進めます
- リヤホイール
- 左サイド・ボディカバー
- エアクリーナーボックス
モーター交換を行うにあたっては以上の取り外しが必要となります。
エアクリーナーボックスをキャブレター側で外すにはまずシートボックスを外さないとなりません。
しかしこの作業はボディカバー類の取り外しから始まり非常に面倒な事になります。
ですのでエアクリーナーボックスとキャブレターを繋ぐダクト部分で分割するのが簡単で良いでしょう。
周辺部品の取り外し
リヤホイール
マフラー、リヤブレーキ・キャリパー、リヤパネル、と順に外していくとリヤホイールが外せます。
左サイド・ボディカバー ~エアクリーナーボックス
左側サイドカバー類は先にテールランプ下のカバーを外してからシートを開けてグラブバーを外し、サイドカバーへと進みます。
ここまで外したらエアクリーナーボックスの取り外しにかかり、ダクトとボックスの分割はドライヤーで温めつつ潤滑剤を塗布して行うとすんなりと抜く事が出来ます(取り付けも同じ要領です)。
セルモーター
純正のセルモーターは3万円以上しますが、海外製の複製品も多数出回っています。
今回は車両と同時に持ち込まれた海外製品を使いました。アマゾンにも出品されている物で、驚く事に3千円弱の商品です。近所に出品業者の倉庫があり、直接そこで購入して2千円と聞き更にびっくりしてしまいましたが、サイズもそうですが本物そっくりにフルコピーされた製品です。
良く出来ていると言ってしまえばそれまでですが・・・。
国家ぐるみで様々な情報を掠め取り何でもコピーするのは当たり前。挙句の果てにはそれが正規・本物とまで言わんばかりの輸入品。
安いのは有難く恩恵を受けている部分もありますが、実際にはなかなか迷惑な輸入品の数々です。