CB400F/ヨンフォアのクラッチ ~切れを良くする為のポイント
CB750と比べてCB400のクラッチは重く切れが悪い
CB400のクラッチ特性
ボアアップしても十分な容量を確保
450cc程度の排気量アップでは全く問題の無いレベルで、クラッチ容量は十分な設計が成されています。
クラッチレバーの重さと切れの悪さの解消方法
新品ワイヤー+クラッチワイヤー内への注油が重要
ワイヤーは純正新品が大前提でリプレイス品ではクラッチが切れなくなる恐れがあります。
このメカニズムを知るとクラッチワイヤーに関しては社外部品は使えなくなります。
ワイヤー内への給油はしっかりとした製品を使わないと抵抗になって重くなってしまいます
そこで使いたいのが最近メジャーになってきた「LSベルハンマー」です。
エンジン(クラッチ別体)から車体の隅々まで使え、動きの軽い車体作りには大変重宝します。
CB400はエンジンオイル量がシビア
通常どのオートバイもオイル量が多いとエンジンが温まるにつれてギヤの入りが悪くなり、最終的にニュートラルは出ず変速も硬くなっていきます。
CB400の場合、アッパーレベルまで入れてしまうとそれですらオイル量は多すぎとなりクラッチの切れが悪く、レバーを4本指で握っても前へ進もうとする状態となってしまいます。
CB400の場合、アッパーレベルまで入れてしまうとそれですらオイル量は多すぎとなりクラッチの切れが悪く、レバーを4本指で握っても前へ進もうとする状態となってしまいます。
【CB400のオイルレベル調整方法】
エンジンオイル交換後は車体を前後輪接地した状態で垂直にし、その姿勢を保ったままオイルレベルゲージで確認します。この時ゲージの2/3にやや欠ける位でオイルレベルを調整します。
(多すぎる場合はオイルドレンボルトを外してオイルを抜いて調整します)
この様に合わせると、エンジンが冷えオイルが完全に下がった状態でゲージ約3/4の丁度良い所で収まります。