リヤホイールを外す ~W編
Wはスーパーカブと同じ方式
スプロケット部分がスイングアームに固定されたスプロケットハウジングとホイールが分割する機構により、リヤホイールはチェーンを外さずに脱着可能な構造になっています。
この方式ですとドライブチェーンの調整が不必要となり整備性が高いのが特徴です。
リヤホイールはフェンダー右側から抜く
アクスルシャフトを抜き右側カラーを取ります
カラーの隙間分ホイールが右に抜き出すスペースが出来ます。しかしこれだけではホイールは取り出す事は出来ません。スプロケットハウジングから横方向へと抜いたらホイールは接地します。
縦方向の隙間が少ない為に後方へと抜く事が出来ませんので、ムシ廻しを使ってムシを外しタイヤの空気を抜きます。そうするとタイヤが潰れた事で縦方向のスペースにゆとりが出来ます。
フロントホイールスタンドとバイクジャッキを使用して後輪の隙間を作る方法が最善策です
お薦めは「フロントホイールクランプ」と「バイクジャッキ」、この2種が最良品です。
タイヤの銘柄によって作業性が変わる
タイヤメーカーによって同じサイズでも外径と幅が違います
硬いタイヤであったり、外径・幅が共に大きかったりと銘柄によって様々ですので作業性が大きく左右されます。