W1S,W1SA,650RS/W3 ~クラッチが張り付いた!クラッチ張付き対処方法を4コマ漫画的に解説!

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W1S,W1SA,W3 ~張り付いたクラッチの簡易修理法
W1S,W1SA,W3長期保管後の再始動 ~クラッチが張り付いてしまった時の対処法

長期間でなくともガッチリとクラッチが張り付いてしまう事もあります

そんな時、クラッチカバーを外して・・・。なんて言うのも大掛かりになり面倒でもあります。
ここでは4コマ漫画風に簡単解決方法を伝授します。必見!


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W1S,W1SA,W3 ~クラッチが張り付いた時の簡易的修理方法

4コマ風ですので簡単に説明しますと以下の通りです

  1. クラッチレバーを握った状態に保つ。
  2. 長いマイナスドライバーを用意する。
  3. プライマリーチェーンケースの丸いカバーを外す。
  4. ドライバーで多板クラッチの隙間をこじ開ける。

①クラッチレバーを握った状態に

②長いマイナスドライバーを用意

③チェーンケースの丸いカバーを外す

④丸穴からドライバーでクラッチ板を剥がす

何とも簡単に書いていますが、詳細を後述しますので参考にして下さい。

クラッチ張り付き解消 ~4コマ漫画を詳細に解説

 

①・・・クラッチレバーを握ったまま固定

ゴムバンドやベルトを使ってレバーを握った状態で固定します。本文中ではタイヤチューブを切った物を使用しています。

 

②・・・長いマイナスドライバーを用意

あまり太くない軸径で長い物を準備します。

③・・・チェーンケースの丸窓を外す

丸ビス2本で固定されているオイル注入用のカバーを外します。

④・・・ドライバーでクラッチを剥がす

オイル注油口からドライバーを差し込み、クラッチ板を剥がします。
画像は分かり易い様に部品単体・イメージで解説しています。


 

様々な場面で重宝するロングドライバー。1本あると便利です。

 


クラッチ板の剥がし方

丸カバーを外して中を覗くとクラッチハウジングに収まったクラッチ板が確認出来ます

 

ハウジングはクラッチ板の見える部分とそうで無い部分が交互になっています。
ドライバーの差し込む方向にハウジング・ケース壁がある場合はキックペダルを踏み、クラッチ板の見える部分が来る様にハウジングを回転させます。

 

 


【クラッチ板の剥がし方】

まず最初にクラッチレバーを握った状態で固定します。
マイナスドライバーをクラッチ板の隙間に挿し込み、ドライバーをこじります(回転させる)。
これだけの操作で張り付いたクラッチ板が剥がれます。
ドライバーの挿し込める隙間は3箇所ありますので全ての部分で作業を行います。
(両端部はドライバーが引っかかり難い)

 

全ての部分で剥がせなくても乗用するとオイルが回り、クラッチ動作によって自然に剥がれますので問題ありません。
クラッチが張りつき難くシフトチェンジがスムーズになるオイルはこちら

アッシュの『FS 5W-30』若しくは『PSE 75W-90』をお薦めします