W1S,W1SA,W3長期保管後の再始動 ~クラッチが張り付いてしまった時の対処法
長期間でなくともガッチリとクラッチが張り付いてしまう事もあります
そんな時、クラッチカバーを外して・・・。なんて言うのも大掛かりになり面倒でもあります。
ここでは4コマ漫画風に簡単解決方法を伝授します。必見!
W1S,W1SA,W3 ~クラッチが張り付いた時の簡易的修理方法
4コマ風ですので簡単に説明しますと以下の通りです
- クラッチレバーを握った状態に保つ。
- 長いマイナスドライバーを用意する。
- プライマリーチェーンケースの丸いカバーを外す。
- ドライバーで多板クラッチの隙間をこじ開ける。
クラッチ張り付き解消 ~4コマ漫画を詳細に解説
様々な場面で重宝するロングドライバー。1本あると便利です。
クラッチ板の剥がし方
丸カバーを外して中を覗くとクラッチハウジングに収まったクラッチ板が確認出来ます
ハウジングはクラッチ板の見える部分とそうで無い部分が交互になっています。
ドライバーの差し込む方向にハウジング・ケース壁がある場合はキックペダルを踏み、クラッチ板の見える部分が来る様にハウジングを回転させます。
【クラッチ板の剥がし方】
まず最初にクラッチレバーを握った状態で固定します。
マイナスドライバーをクラッチ板の隙間に挿し込み、ドライバーをこじります(回転させる)。
これだけの操作で張り付いたクラッチ板が剥がれます。
ドライバーの挿し込める隙間は3箇所ありますので全ての部分で作業を行います。
(両端部はドライバーが引っかかり難い)
クラッチが張りつき難くシフトチェンジがスムーズになるオイルはこちら
アッシュの『FS 5W-30』若しくは『PSE 75W-90』をお薦めします