テキスト内・サンプル画像はホンダCB900Fですが、カワサキのZとW3も同様の作業になります。
余談ですがCB750F/900F・CBX400FとZ/W3の「内リム」はシビエ製品では同じ物です(光軸調整用ステーの向きの違いのみ)。
LEDバルブは評価の高いライジング2を使用
格安LEDを使わないのは光軸が取れないのと光量が下がる事を経験したからです。
しっかりとした製品でないと車検時のライト検査で通る事は不可能です。
過去の記事でも幾度か説明しておりますが、格安製品ですと光軸が大幅に狂い更にはハロゲン球の半分の光量になってしまう物も多くありました(新品持ち込みによる取り付け依頼)。
今回使用の製品はお客様より持ち込みの「ライジング2」です。評価はまちまちですが取り付け結果から申し上げますと明るくカットラインも出ており検査でも20000カンデラ(光源の明るさ単位)出ています。
この製品を使った交換方法と、皆さんお悩みの社外レンズの固定方法を解説していきます。
社外レンズへの交換方法
シビエやIPF製品にはこの手法が最も適した固定方法です。
不要になったタイヤチューブを使って画像の様なダンパーを作ります。
チューブを15mm×20mm程度にカットし、半分に折ってホチキスで留めて出来上がりです。幅はホッチキスの針幅に合わせて15~20mmとしています(奥行きは20mmを半分に折り曲げ10mm程度の長さに)。
レンズ取付用の「爪」部分に挿し込み潰します。爪の数分作ったダンパーをこうして使う事により振動の軽減、そして緩む事の無いレンズ固定となります。
マイナスドライバーを使って爪を広げ、そのまま押し潰す感覚です。こうして4カ所の全てをしっかりと固定出来ればレンズの取り付けは完了です。
LEDバルブへの換装
バルブ自体はボルトオン設計ですが、裏側のゴムキャップは加工しないと取り付けが出来ません。