W1S,W1SA,650RS/W3 ~オイル交換についての補足情報

W3
Wシリーズ オイル交換補足情報
Wシリーズ オイル交換データ

Wのオイルは3種独立

Wシリーズはエンジン・クラッチ・ミッションと部屋が3箇所に分かれています。
よってオイルは3箇所から抜きそれぞれに注入します。
エンジンオイルがクラッチと分離されているので、通常使えないオイル添加剤が使えると言う利点があります(ベルハンマー等、強力・効果的な添加剤)。



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エンジン・クラッチ・ミッション、オイル交換時の実油量

オイル交換時の注入量参考値

  • エンジンオイルはオイルパン外さずエンジンを回してオイルを抜き切った状態で約「2.5L」
    これでゲージ半分程の量です。
  • クラッチオイルはケースを分解洗浄した後でのフル注入量で「450ml」
  • ミッションオイルは分解無し、車体を傾けてオイルを抜いた状態で「400~430ml」

 

 


Wシリーズのオイル量 ~メーカー公表値

 メーカー公表値は分解時の油量です

  • フューエルタンク  : 15.0L(予備量2L含む)
  • エンジンオイルタンク: 3.0L
  • トランスミッション : 0.5L
  • クラッチ      : 0.45L

 

 

噛み口が樹脂タイプのプライヤーがあるとオイル交換時にはとても便利です。
ここは振動でとても固く締まってしまいますので工具の出番が多くなります。

エンジンオイルについてはオイルパンを外し、オイルレベルゲージ最大までの注油量。
ミッションとクラッチは分解時の注油量で記載されたものです。
フューエルタンクはZシリーズと同じく給油口いっぱいまでの給油量で計算された数値です。

 



液体の量を表す単位~ccとmlの違い

オイル量を測る時など「cc」、「ml」どちらが正しいの?

ccとは「キュービック・センチメートル」の略「立方センチメートル」 (cm3)
mlとは「1000分の1リットル」 立方センチメートル (cm3)(cc) に等しい
  • cc」は立方センチメートルで、空間から量を表現した単位
  • ml」はミリリットルで、体積から量を表現した単位

以前は飲み物での量の表示として「cc」表記が主流でしたが現在では「ml」にされています。
(排気量は「cc」で今なお普通に表示されていますが・・・)