CT125/ハンターカブの足つきを良くする ~シート高を下げる方法と最新2022年モデル情報

【は~ほ】
ハンターカブ/CT125 ~ローダウンして足つきを良好に!
依然大人気の『CT125/ハンターカブ』

コロナ禍でも人気製品の「ハンターカブ」
唯一のウィークポイントである足つき性能の悪さ・シート高を修正します

この記事ではその解消方法を解説しています

2022年モデルについての情報もありますので最後までお付き合い下さいませ。


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ハンターカブ/CT125の足つき性を向上させる方法

 

  • シートの「アンコ抜き」
  • フロントフォークの突き出し
  • ローダウンリヤサスペンションへの換装

以上3点で45mm~50mmのダウンとなりますので、いざ車両購入・跨って驚いてしまったシート高も修正可能です。

【シートのアンコ抜き】

ローシートの販売は、ノイ、K-speed、TWR、3社共にタイのメーカーです。
この様なカスタムシートに交換してシート高を下げるのも良いですが、表皮を剥がしてシートスポンジを削っての作業も可能です。社外品・ローシートの説明には「〇▲mmダウン」等と記載がありますが、その通りに数値が下がってはいるものの実際に座るとあまり低く感じません。これは数字通りにはなっていますが上面からの高さが短くなっているだけで肝心なシート先端の傾斜部分に加工がなされていない為です。純正シート表皮を剥がして(アンコ抜き後再使用)スポンジ上面と尾根部分(ここが一番のポイント)を削って自分好みに仕上げるのが最善の方法と思います。

【フロントフォークの突き出し】

車体の前後傾きを壊さずに車高を落とす為にフロントフォークを突き出します。
10~15mmまでの間であれば問題の無い突き出し量です。限界値は15~20mm程となりますが、体型や使い勝手によって若干の調整は可能です(車種によって突き出し過ぎるとフォークキャップとハンドルが干渉)。

【ローダウンサスペンションに交換】

突き出したフロントフォークに合わせてリヤサスペンションも調整します。
調整とは言っても社外部品・ローダウンサスに交換する事となります。


シートのアンコ抜き

ハンターカブのスポンジ層は元々が薄いので、これを削るとシートベースに座っている位の状態になります。上面を削る+腿の当たる先端部・斜め側面を重点的に削る様にします。
更にベース裏に付いたストッパーラバーを薄い物に交換して更にシート高を下げます。


ローダウンシートは種類が豊富です

 


 

 

シートベース下のラバーを薄くするとシートロック部分でシートが遊んでしまいます。
それを解消する為に「スプリング」を取り付けるとシートの遊び・ガタツキが無くなります。


フロントフォークの突き出し

 

 

ハンターカブに於いては突き出してもハンドルと干渉はしませんが、15mm~20mmの範囲内での調整を限度とします。


ローダウンサスペンションに交換

 

武川/TAKEGAWA製品とYSS製品が定番です。
それぞれ20mm~25mmのダウンとなります。
気を付けるべきは前後での調整で、どちらか片側のみですと車体バランスが崩れてしまいます。

 


 

ローダウンサスは車体色に合わせたチョイスが可能です

 


フロントフォークの突き出しとローダウンサス。この組み合わせで車高を下げてもサイドスタンドの加工は必要ありません。元の状態で傾斜角が大きいので車体が下がってもスタンドを短くせずとも問題無く使用出来ます。

2022年の新色「パールオーガニックグリーン」

既存のレッドブラウンは継続しての販売。
2022年型は新色の「パールオーガニックグリーン」が追加され3色になります。

カタログはタイ仕様ですのでカラー名称も「サファリグリーン」となっていますが同じ色です。

クロスカブにある「カムフラージュグリーン」よりも若干トーンの落ちた色となります。

販売店からメーカーへの先行予約は7月で終了している事と、注文数全てが受理されない事と合わせて、現時点の購入決定としても最短で来年2月以降の納車となりそうです。